星の子ポロンを発掘しよう10 ~ポロ生SP・そして『ガンとゴン』~
どうも、皆さん。三ヶ月振りの「星の子ポロンを発掘しよう」シリーズの記事です。10回目です!10回目!この三ヶ月の間の密度が濃すぎて色々書ききれない気がしますが、とりあえず思いついた限り書いていきます。今年最後の記事になります。最後まで読んでくれると嬉しいです。
~ポロ生SP、お疲れ様でした~
早速、発掘とは関係ない!…がここで書かせて下さい。
ニコニコミュニティ「星の子ポロン」では、『星の子ポロン』大量発掘に伴い、毎週土曜日23時より「星の子ポロン未公開エピソード付き生放送」通称"ポロ生"を行わせていただいております。
そして、2016/12/24(土)の20時より、2016年の『星の子ポロン』の大躍進と皆さんに感謝して、「星の子ポロン生放送SP ~イブだョ!全員集合の巻~」を行わせていただきました。
(わからない方は、その時の記事ページを見て下さい)
何を主にやったかというと、要するにそれまで公開をしたポロン全エピソード+新作エピソード3本、計47本を連続で放映いたしました。大体二時間かかりました。地獄でしたね…。いやホント俺も死ぬかと思いました。一番恐ろしいのは発掘済みのまだ未公開のポロン本編が半分少あるって事なんですよね…。
20時の事前生につきましては、タイムシフトが残っているので、プレミアム会員の方は是非見てみて下さい。
▲タイトルの元ネタは同日にニコ動公式が行っていたイベントです!
22時の本放送につきましても、タイムシフト録画動画を公開いたしましたので、コメント付きでポロンを一気に見たい方や、最後の例の映像が公開される瞬間の反応を見たい方も是非!
(2/3・3/3)
まず事前生では、前日に投稿されたポロン合作を放映いたしました。
▲宣伝額が明らかにおかしい、これはカルトと言われてもやむを得ない!
ポロン合作についてや俺が言いたい事については、主催者であるケフィアさんのブロマガ記事を参照して下さい。(ar1120533)
次に『星の子ポロン』で使われた使用楽曲の振り返りを行いました。あと、ポロ生で使った過去の次回予告集の放出。
実はジャン・ジャック・ペリー氏が亡くなった後に、一回ポロン本編で使用されたジャン・ジャック・ペリー氏の楽曲の振り返り生放送を行ったのですが、思いの外好評だったため、事前生でもやってみよう!という事になりました。訳あって手伝ってくれたケフィアさんにも感謝。
ポロン本編って1分で終わるんで、意外と聴いた事のない部分でオッ!と思う所が多いんですよね。
事前生の最後には、ポロン流行語大賞2016の結果発表を行いました。
▲生放送内で流した結果発表動画(やっつけ)
▲この中から上位3つのワードに賞を与えました
生放送内でも言いましたが、実は大賞・銀賞・銅賞どれもそれぞれ一票差の接戦でした…!
俺的には銀賞が1位になるんじゃないかと思いきや、大賞が事前に行ったノミネートワード募集の時点で一番応募数が多いという奇天烈な現象になってたので、まさか…とは思いましたが…w
その20から続いていた紙芝居シリーズは長らく弾幕コメントになり得るエピソードに欠けていたので、恐らくその影響もあるんじゃないかと分析しています。一体誰がポロンのビジョンに出てきただけの害虫が発した言葉が大賞になると予想してたのでしょう…w
おまけ:その他惜しくもノミネート落ちしたワード一覧
- 中里
- ポンコツ号(自虐)
- 突撃ー!
- あんまり強情張るもんじゃないよ?
- ラーメンまだかぁ!?おい何してんだ遅いぞ!?
- 僕は、釣れるまで帰らないからな!(謎の悲壮感)
- ケフィアの嫁
- やめろよぉ~(反語)
- オイオイヘンナノガイッピキモグリコンデルゾデテケー
- いっちょやったるかー
- 夜です
- 運動神経が発達(自称)
- (水道代が)
- 非常識滑り台
- 遮断機
- へちゅ、はちゅ
- 花の信号機
- ありがと!(怒)
- ワショ…ワショ…
- ね?(威圧)
- ヴォグゥ
- なれないk…
- あっ!ワンチェンが危ない!
- ケモナーの抜きどころ
- 未消化ゲロ
- ウサギさん達キノコ狩りをしてますねぇ?
- ほーら捕まえた、もう離さないからな
- は?
- アストロガンゴン
- ブラスター・デビル~きせつおくれ~
- 誰?
- 僕はもうじき天国へ行くよ…
- クマ君(タヌキ)
- 蓬莱☆
- ござい
- うにょー、痛痛痛い痛い
- 今日の豚君どうしたんだろうね?(すっとぼけ)
- あっ、亀田!
- トンカツこわい
- きちゅい
- オワタ
- それじゃあおかしいだろう?
- せっかく運んだのに~!
- 発明狂
- アストロガンガー
- みんな見てねー!
- お゛も゛し゛ろ゛い゛も゛の゛っ゛て゛こ゛れ゛か゛よ゛ぉ゛
- だいちゅき~
- (アローラのすがた)
- http://games.kids.yahoo.co.jp/sports/013.html
(表記ぶれなどは統一してます)
名前隠してても「これ絶対あの人だろ!」ってのがチラホラあって楽しかったです。
ていうかアニメ流行語大賞2016で1位になったバイバイバナナは賞ないのかよ。
そして、「星の子ポロン大喜利コンテスト」なる企画も同時開催しました。
これも本来は生放送内で紹介をする予定だったのですが………ひっっっっっっっじょ~~~~~~~~~~に申し訳ないです、間に合いませんでした。
これは完全にスケジュールを見ないで突発的に企画を考えた俺が悪いです。
というわけで、かなり遅れての公開になってしまいましたが、投稿された大喜利ネタをまとめた動画をアップロード致しましたので、是非ご覧になって下さい!
▲説明文や動画内フォーム文をよく読んでよお願い♡
そして本編一挙も終え、放送主も視聴者も全員クタクタになったところで、まず"放送主koichil"からのクリスマスプレゼントを最後に投下いたしました。そう、アレです。
90秒でわかる幻のカルトアニメ『星の子ポロン』と界隈の歴史 https://t.co/QaOZh1r9sk #sm30311110 #ニコニコ動画
— koichil (@koichil) 2016年12月27日
生放送の最後に流したアレです。寝ないで必死こいて作ってこのクオリティ…。
最後のメッセージはmorikawaさんから頂きました。 pic.twitter.com/iltmZhZvR7
▲一時停止推奨
2016年、実に色々な事がありました。
"シロクマくん"や"バイバイバナナ"で注目を浴びたポロンその8の発掘、ヒートアップするポロン研究調査、ポロン本編まさかの大量発掘、アニメ流行語大賞特別賞受賞…など、
実に信じられない事が次々と起き、『星の子ポロン』という作品は全く新しい形のコミュニティとして発展していきました。ハッキリ言えます、こんなコミュニティは『星の子ポロン』しかありません。
そしてコミュニティが形成されていく中、『星の子ポロン』界隈に一体どんな流れがあったのか、途中から入ったポロニストの方々にはイマイチ実感が湧かないのでは…?と勝手に思ったのが、この動画製作のきっかけとなりました。
ダラダラ歴史を紹介してもつまらない!なので短時間で一気にスタイリッシュに紹介したい!という気持ちを込めて、不眠不休で作った動画になります。スケジュールの管理不足でそういう事になったんだけどね。
この動画で少しでもポロン界隈に何があったか感じ取っていただければ嬉しいです。…って思って動画見直しましたがスピーディーすぎてやっぱりわからないですよね…。当時のTwitterのTLを再現できればなぁ…。
…で、こんなショボい歴史振り返り動画なんて、ただの前座なんですよ、お膳立て動画なんですよ。
生放送でこの自作動画を流した後に、例の映像をネット史初公開いたしました。まぁもうみんな知ってると思うけど…。
~遂に発掘だよ『ガンとゴン』~
(※「○○だよガンとゴン」という表記はガンゴンによくあるサブタイトルリスペクトです)
はい、忘れてました。この記事は「星の子ポロンを発掘しよう」でしたね。ようやく本題に入れます。ポロンじゃないじゃんとかいうツッコミはなしで。
Twitterでポロン大量発掘者である神・morikawaさんをフォローしてるみんな!こんなツイートに見覚えはないだろうか?
見つかった。毎日放送で1990年に放送された元祖モノクロ版『おそ松くん』の特番。 pic.twitter.com/gVgQv01i4k
— morikawa_SuperS (@morikawa_Supers) 2016年10月15日
そう、この日はmorikawaさんが一日かけて録画テープを色々探していたのである。その結果、非常に貴重な『おそ松くん』の特番映像を発掘したそう。
「ほえ~…流石morikawaさん、俺にはよくわからないが、すげえ貴重なのを録画してるなぁ」と思っていた矢先、突然DMでmorikawaさんから連絡が入る。
さて、そんなmorikawaさんが漏らした一言、
「ガンとゴンあるでぇ。(意訳)」
幻覚症状が進んだんだな…。オレは自分に対して思った。
本物だあああああ┗(^o^)┛wwwwww┏(^o^)┓ドコドコドコドコwwwwwww
マジありえね~~~~~~~~~~~~~~~~ありえね~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!
なんで!!!!!????お前なんで発掘されちゃったの!!!!!!???????ねえ!!!!!!!!!?????morikawaさんありえないでしょこれ!!!!!!!!!!??????
…というわけで、なんと発掘されてしまいました…!『ガンとゴン』…!
morikawaさんが…!morikawaさんが一日かけて発掘してくださいました…!なんて事だ…!世界は滅亡するッッッッ!!!!!
『ガンとゴン』ってなんぞや?って人のために簡単に説明すると、『星の子ポロン』の姉妹作で、同じ時報映画社の子会社が製作したとされているアニメ作品!
なんと、ポロンと違って今までは映像が全く発掘されていなかったというマジモンの幻の作品だったのだ…。
一応以前のブロマガ記事でも書いてる通り、マスターフィルムがヤフオクで落札されていた事が確認されていたり、新聞から約100話分のサブタイトルが判明したりと、色々な動きがそれまでにはあった…!しかしそれ以外の情報はほぼないと言ってよかったのだ…!
経緯を説明しよう!
ポロンその11以降の本編録画映像はKBS京都で87年~88年で放送された物なのだが、実は88年に『星の子ポロン』の放送が終了した後、すぐに『ガンとゴン』の放送が始まっていた事が以前の調査により明らかになっていたのだ。なので、ポロンと同様に誰かが間違って録画してないかな?という淡い希望を抱いていた…。
そして、morikawaさんが丸一日をかけてテープを探してみたところ、『秘密戦隊ゴレンジャー』の再放送録画テープに紛れ込んでいた事が判明!そのまま現在の発掘に至る…というわけだ。
KBS京都の『ガンとゴン』が1988/08/04~1989/01/09(17:50~)の放送とされている。
そして同じくKBS京都の『秘密戦隊ゴレンジャー』が「(morkawaさんの情報によると)1988年4月~11月で、最初は火曜~金曜の17時で、10月より木曜日の18:25に変わったような気がする」との事。
ゴレンジャーの録画の際に偶然一緒に録画していたと見た方が自然だろうか。よくぞ録画されていた物である…!
惜しくもこちらは大量発掘とはならなかったが、今までどこにもその姿を現さなかった幻のアニメが遂に日の目を見る事となったのである。ハッキリ言って、これはアニメ史に残る事件と言って差し支えない!もう…ホント…すごい方々に録画されて良かったね…ポロンもガンゴンも…。
▲(31:15~)こちらが『ガンとゴン』発掘の歴史的瞬間である
というわけで、ポロ生SPまで二ヶ月間、『ガンとゴン』発掘の事実を隠したままにしていた。
その間にも有志による『ガンとゴン』の調査や研究などはあった。発掘調査的には俺のした行為は非常にアレでダメである。その点についてまず謝らせていただきたい。
以降も恐らく何かあった時は同じような方式にさせていただくつもりではあるが、なるべく待たせないように注意はする。
『ガンとゴン』はまたまたmorikawaさんによる発掘である。俺は生放送でそれのお膳立て(?)をしただけで、何もしてない…というわけではなく、その間にも足を運んで色々やった。前回の記事から随分時間が経ってしまい、細かいアレコレは覚えていないのが悲しいが(メモしておくべきだ…)、一つ非常に重要な調査をして来たので、この記事でも書かせていただきたい。
~密談!(?)データ原口氏~
密談とか書いてるけど別にそんな事はない。
皆さんは、データ原口こと原口正宏氏をご存知だろうか?
その道の人にとっては有名どころじゃない、超偉人である。
原口正宏 - Wikipedia: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E5%8F%A3%E6%AD%A3%E5%AE%8F
要するに商業用アニメデータベース制作の第一人者、ポロン界隈では、徳間書店『TVアニメ25年史』に携わった第一人者として有名であろう。
現在の『星の子ポロン』や『ガンとゴン』といったメディア化されていない作品の細かな情報も全てこのデータ原口氏が関わっている。
前々回の記事でも書いたが、アニメージュのコラムにて『星の子ポロン』のミニ特集を組んだのもこのデータ原口氏である。
要するにデータ原口氏は、ポロン本編がネット上にて公開されるどころか、ネットが一般普及するより前に、『星の子ポロン』の調査などをした方なのである。
そして、この度はデータ原口氏と『星の子ポロン』『ガンとゴン』『ゼンちゃんツーちゃん』といった時報映画作品について、俺もたっぷり語る機会が与えられた。与えられたっていうか俺が自ら行った。あのデータ原口氏とである、恐縮すぎるし迷惑すぎる…。
で、その内容や様子は全部Twitterのモーメントでまとめたので、それを見てね(おい
データ原口こと原口正宏さんに『星の子ポロン』などについて見解を聞いてみた!
▲なんかすぐ上のボタン押せば全部見られると思う、多分
まとめると、どうやらアニメージュでポロン特集を組んだ後に、時報映画社と連絡を取る事に成功したらしい。(連絡に至った経緯につきましては、諸事情により非公開とさせていただきます)
そして、当時の時報映画社社長(お名前までは流石に覚えてらっしゃらない模様)から『星の子ポロン』や『ガンとゴン』について聞き、社内にあったフィルムから画像を現像して、『TVアニメ25年史』に載せたとの事。
発掘に直接繋がる事はなかったが、それでも多くの謎が解明された。聞き忘れた事がたくさんあるが、それはまたの機会に行うとしましょう。あと、『ガンとゴン』の放送年や『ゼンちゃんツーちゃん』について色々情報提供もさせていただきました。
原口さん、ご迷惑をおかけしました。そしてありがとうございました!
~ポロン脚本家の著書~
『星の子ポロン』及び『ガンとゴン』の脚本家とされている人物は、二名存在する。
大貫哲義氏と村山節子氏だ。(これも『TVアニメ25年史』情報)
そしてその内の一人である大貫哲義氏だが…著書が大量に存在する事が判明した。
ポロンの脚本・大貫哲義氏は後にサッカー関連の本をたくさん執筆するのだが、果たしてポロンにサッカー回は存在するのだろうか?
— Dough (@doughnut_f) 2016年11月11日
ゴールはオレにまかせろ!「川口能活」―アトランタ若き守護神 大貫 哲義 https://t.co/0nsKuZjTdT @amazonJPさんから
— koichil (@koichil) 2016年12月3日
よし、買うぞ!
NowBrowsing: 大貫 哲義に関連する商品一覧 - honto本の通販ストア: https://t.co/egTGPXxgRd
— koichil (@koichil) 2016年12月3日
ていうかめっちゃ本出してるじゃん、この中にもしかしたら昔担当したアニメの事が書かれてたりしない?
どうやら脚本家・スポーツライターとして活動をされていたそうで、スポーツ関係の著書(主にサッカー)を多く執筆されていたそうだ。
何故、これらの著書を出している大貫氏と、ポロン脚本家とされている大貫氏を同一人物として扱えるのか?
適当にググったら、大貫哲義さんのサッカー関連の著書の「略歴」に転落事故の記述を見つけました!! pic.twitter.com/eMjOngYhrD
— Dough (@doughnut_f) 2016年12月3日
これで、サッカー本著者の大貫哲義氏と時報映画社(ポロン等)の大貫哲義氏が同一人物だと(ほぼ)確定しましたね…!!
— Dough (@doughnut_f) 2016年12月3日
言及するの忘れてました。これが星の子ポロンの脚本家の一人である大貫哲義氏の著書の一つです。Amazonで買いました。顔写真付き、ボチボチ読むつもりですが他の人が先に読んじゃいそう。 pic.twitter.com/TyO1WVuSsZ
— koichil (@koichil) 2016年12月12日
『転落事故』とは要するに時報映画社の作品なのだが(情報源はこちら)、どうやらこの作品の脚本を担当したのが大貫哲義氏であるので、『星の子ポロン』『ガンとゴン』の脚本もこの大貫哲義氏と同一人物なのではないだろうか?といった具合である。
とりあえず、氏の著書を一冊買ってみたが、ポロンに繋がる情報はなさそうである、そりゃそうだ。というか著書がすごい多いので、皆さんにも協力して読んでいただきたい!
そして、氏がご存命であればなんとかしてお話を聞けないものか?と思ったのだが…
ポロン脚本の大貫哲義さん、お亡くなりになられていたのか…。https://t.co/F6gxJiCZ3H
— Dough (@doughnut_f) 2016年8月8日
@doughnut_f @koichil 全文https://t.co/AQw61Zgyxj
— TU (@tatu_zihou) 2016年12月3日
…時の流れは本当に残酷な物である…。
ちなみに最近知ったのだが、兄弟の方はどうやらご存命という噂…、はて…どうした物か。
~ずるい野球の巻などについて~
…さて、今更になって申し訳ないが、ポロンその38について伝えたい事があるので、ここに書いちゃう。
morikawaさんによるポロン大量発掘が発覚した際に、その強烈なサブタイトルからポロニストを騒がせた「ずるい野球の巻」。
実態はスポーツメインでありながら作画が全く動かない紙芝居尚且つ"ずるい"のは主人公のポロンであったというやはり良い意味でも悪い意味でも強烈な回であった。ハランデイイ
@makaroni1986 当時変わった番組なのと、その奇天烈ぶりにぶっ飛んで途中から録画しました。 pic.twitter.com/L037kg2VJU
— morikawa_SuperS (@morikawa_Supers) 2016年5月21日
"その20"より長らく続いていた紙芝居シリーズ(どうでもいいけどポロンは元々低予算チックなので「低予算シリーズ」って呼び方は好きじゃないです!)だが、この「危ないバレー・ボールの巻」「ずるい野球の巻」のエピソードが入った"その38"を境目に一旦終わりを告げた。
"その39"以降の回はタヌキの尻尾が燃えたりアトリエに乱入者が入る回だが、明らかに作風がそれまでと変わり、作画もある程度は動くようになったと言えるだろう。
それを裏付ける証拠として、紙芝居シリーズとそれ以外のエピソードのサブタイトルの「巻」のフォントに注目していただきたい。
(研究目的という事で未公開ですがサブタイだけ特別に)
— koichil (@koichil) 2016年9月22日
基本的にmorikawaさんの録画順(それでもバラツキはあるそう)に公開はしてますが、
星の子ポロン、サブタイトルの「巻」のフォントで紙芝居シリーズかどうか判断するというなら、この先で一旦紙芝居シリーズは終了する事になりますね pic.twitter.com/hLzZ6WFVNV
「星の子ポロン」バンク表(第2版)できました!
— Dough (@doughnut_f) 2016年10月23日
制作時期の考察にどーぞ。 pic.twitter.com/JnGC5Nwru8
その他にもバンクの使用傾向、エピソード内容の普遍性(かなり普通な交通教育要素)、野沢雅子のポロンの演じ方などから、製作時期が違うのでは?紙芝居シリーズが実は先に作られたのでは?いやいやコリゴリラ回の作画の雰囲気明らかに違うし一悶着あって紙芝居になってしまったのでは?など様々な推測がされた。
少なくとも最近のエピソードは、紙芝居シリーズの作画のまま動いてる印象が個人的に強く、紙芝居シリーズ以降の製作順時系列は連続しているのではないかと推測している。
私事だが、紙芝居シリーズはポロンの本来の目的である教育要素を形にしてたり、今までにない構成を持ってきたり、ポロンにおいて非常に重要なエピソード群だと思っている。それ故、「紙芝居シリーズ早く終われ~」的なコメントなどには結構傷ついた。大体子供向けアニメに破天荒なエピソードばっか求める方が作品に対して失礼だしおかs(ry
その為、「ずるい野球の巻」を最後の紙芝居回と捉える方々がほとんどかと思われるが、実はこの"その39"、放送された順番がハッキリとわかっていないのだ。
ポロ生前で申し訳ない。
— koichil (@koichil) 2016年10月1日
morikawaさんからいただいた映像の録画順から
取り急ぎでKBS京都のポロンの放送日などがわかるようにリスト化してみた。
もちろんあくまで録画順なので放送順とは限らない。
一応リスト通りなら、morikawaさんは16本目の放送から録画を開始した事に。 pic.twitter.com/S7gv5oE3pD
基本、『星の子ポロン』のエピソードは発掘順に公開されている。
ここでいう発掘順とは、あくまでビデオテープ内の順番であり、実際の放送順とは限らない事を念頭に入れて欲しい。
しかしニコニコ動画にアップロードされているその1~10(初期発掘回)は、morikawaさん所持分以外のエピソードであり、morikawaさんからいただいたエピソードにもその1~10とかぶっているエピソードがある。
その為、厳密にはその11~19までの放送順は上の表通りである可能性が高い、
で、その20以降のエピソードでは、初期発掘回とかぶっているエピソードは確認できていないため、基本的に放送順通りの可能性は高いと見て良い。
そして問題の"その38"だが、これだけは現段階での例外なのである。
それもそのはず、この回だけmorikawaさんの所有する別のテープに録画されていたためである。曰く、「仮面ライダーBLACK35話~40話の録画テープに紛れ込んでいた」との事。
長い事公開を待たれている「ずるい野球の巻」を一早く公開するため…紙芝居シリーズに一旦区切りを付けるため…、先述の通り紙芝居シリーズが終了しているであろう"その39(燃えるタヌキ)"の前に「ずるい野球の巻」などの"その38"をフライングで入れさせてもらった、という事である。(じゃないとこれが最後の公開になる)
なので、順番的には正しくは"その37"→"その39"なのである。
ちなみに…
- 『仮面ライダーBLACK』40話が88年7月17日の放映
- KBS京都での『星の子ポロン』が88年8月頃終了
…勘の良い方はお気づきになられるであろうか。あえて俺は何も言いません!
今回はここまでとさせていただく、
『ガンとゴン』発掘という衝撃的すぎる事件に関われて大変光栄である。
10回目の発掘記事にふさわしい内容と言えるだろう。
他にも書く事あったようななかったような気がするが、誰か思い出したら言って下さい。
…とあと一つ、前回のゼンツー発掘記事でも似たような事をちょっと言及してましたが、どうやらWikipediaでの時報映画作品関連の記事(ポロンやゼンツー?)にて出典が明記されてなかったり、「要出典」が消されたりする行為が多発している模様です。
「星の子ポロンまとめwiki」ではあらゆる観点から憶測も含めた情報も掲載される事がありますが、Wikipediaの記事では当然そんな事は許されません。客観的な事実に基づいた記述などでお願いします。
当該の編集者の方はどうやら他のwikipedia記事でも同じような案件について度々指摘されているという事も聞いているので、この記事を見ているのであれば、気をつけていただきたいと思っております。
長くなりましたが以上になります。それではまた次回の記事があると信じて…バイバイバナナ~!
▲記事バックナンバー
▲発掘済みエピソード一覧
▲毎週土曜日23時~新エピソード公開生放送をしてます
▲無断転載OK!迷惑をかけない範囲で、印刷するなり焼くなり色々やろう!
▲録画テープを探してみよう!