当ブログについて(必ずお読みください)
取り急ぎ向け
Q. 星の子ポロン関連記事の一覧リンクが欲しいんだけど?
A. 星の子ポロンまとめwikiにまとめてありますので、こちらからご参照ください。俺以外が書いた記事もあります。
Q.記事内のリンクが切れてるんだけど?
A.お手数ですが、WaybackMachineにリンク先のURL(httpとかで始まるアレ)を入力して残ったアーカイブをご参照ください。スマホの場合は、リンクを長押しするとURLをコピーするメニューが出てくるはずです。
Q.そういうことじゃないんだけど?
A.Twitter経由で、@koichilまでご報告ください。
このブログは何?
ニコニコ(動画サイト)が運営していた「ユーザーブロマガ」というサービスがありまして…俺はメインの活動地帯がニコニコだったので、サービス同士の導線的にも便利なそれを使って記事を書いてたわけです。
…が!ユーザーブロマガのサービスが終了してしまい、同時に今まで書いた記事が消えることになりました。
というわけで、各記事を移行させたのが当ブログになります。
そのままにしておくと実害がありそうな一部の記事を除き、記事になされた皆さんのコメントも含め、基本的にそのまま移植してありますが、あくまで当時書いたというだけで今読む人にとって価値のあるものとは限らないのですが、そこはご了承ください。
あと、移行に完全な互換性があるとも限らないので、記事によっては何か表示とかが変なことになってることもあるかもしれません。
これは移行先なだけ?
実は絶賛運用中のブログはもう1つ持っているんですが、こっちには移しませんでした。
もう1つのブログは運用としてはアフィリエイト広告を貼っており、その収入を維持費に当てるというやり方なので、権利侵害物を掲載しまくっているユーザーブロマガの記事をそのまま移行することはできないのです。
なので、こっちに移したわけですが、それはそうと今後もそういう記事を書かざるを得ないというパターンは全然あり得るので、新しい記事をこっちで書かないということは現時点では考えていません。
星の子ポロン関連記事について
実はユーザーブロマガ終了に伴い、投票で「残したい記事」が選抜されたのですが、皆様のご協力のおかげで(確認する限りは)幻のカルトアニメ『星の子ポロン』に関連する調査記事などが全てアーカイブされることになりました。
『星の子ポロン』はその性質からその実在性(?)が有志による調査やファン活動によって成立しているといっても過言ではないアニメ作品です。
なので、こういった形でアーカイブが残らないと非常に困るわけだったので、大変ありがたい話なのですね。
…が!!一つ大きな問題が生じています。
アーカイブされたは良いものの、記事のURLごと新しい物に差し替えられてしまっているため、記事内の他記事へのリンクが死んでしまっているのです…。
これは皆さんに投票に協力していただいた後に、運営への問い合わせで気づいたことで、滅茶苦茶悩んでしまいました。
記事内のリンクが死んでいる以上は、事情を知らない人からすれば、その記事は存在しないのも同然な上に、移行先と合わせて同じ記事が2つあるのは余計な混乱を生むだけではあります。*1
なので、選択肢としてユーザーブロマガのアーカイブの方はニコニコ運営に問い合わせて削除してもらうという方向も考えながら、ウンウーン…とない頭を捻っていたのですが…。
一旦…一旦ですね。ニコニコ運営が残したアーカイブはそのままの方向にしようと思います。
理由は3点あります。
①ニコニコの公開しているページに「星の子ポロン」が大量に残っている光景
面白くないですか?削除するなんてもったいない。アレですよ…家畜動物にペットとして愛着が湧いちゃったみたいな方向性の感覚です。私情じゃねーかコイツいい加減にしろ。
それはそうと、他が技術的なノウハウに関する記事が残る中、幻のアニメを残そうとするという結果の表れも混じって出ているので、『星の子ポロン』的にはこれもらしくて良いのではないかと思った次第です。
②投票してくださったので…
さっきの残そうとする、という話と根本的には同じなのですが、『星の子ポロン』という作品の軌跡の重要性を皆さんが認識してるからこそ、投票にご協力いただけたと思うんですよね。
感謝も兼ねて、やっぱそのままでも良いんじゃないかなと。もちろん投票したことで弊害が多少なりでもあるのであれば、そうじゃないよと言いたい方々もいらっしゃるとは思うんですが…。
③意外とそんなに影響ないのでは、という説
星の子ポロン関連記事に辿り着く方々って多分、Googleとかの検索とかじゃなくて、wikiだとか動画説明文を経由するのがほとんどなんじゃないでしょうか…?わざわざ「星の子ポロン ブロマガ」とかの検索ワードで辿り着くパターンってそんなにあるのかな?という疑問。
だったら多くの人が訪れるであろうwikiや動画説明文上で、ちゃんとアクセスさせたい本来のリンク先に差し替わっていれば、大きな問題は起きないのでは?と思った次第です。
まぁ現状、近いワードで検索しようとすると、ユーザーブロマガ(アーカイブ)が検索上位に出てくるのは確かなのですが、アクセス元の差し替えをしっかり行っていれば、いずれは当ブログの記事が上がっていく…と信じたい。そうじゃない場合は、改めて考え直します。
方針が二転三転して本当に申し訳ないです…削除の方向なら支持するという方もいらっしゃったので尚更。
というわけで、また色々変えるかもしれないですが、とりあえずそんな感じの方針のブログなんで、よろしくお願いいたします。
ご迷惑をおかけします。
発掘の終着点?幻のアニメ『星の子ポロン』『ガンとゴン』ベースとなる全貌がついに判明【22/01/22】
Q.まず『星の子ポロン』とは?
A.ザックリ言うとこういう超展開のカルトアニメとよく言われてるらしい作品です。
(大百科記事リンク)
▲ケフィアさんに新たに作っていただきました
NHK主催「ベストアニメ100」にて38位になった幻の謎アニメ『星の子ポロン』の目撃情報などを募集中です。一部で大変熱い盛り上がりの作品ですが、権利者も不明で全260話あるらしいのに一部しか見つかっていません…!https://t.co/rOx2ogwFbi [まとめWiki] pic.twitter.com/ro7PBxWsNy
— koichil (@koichil) 2017年5月3日
▲人気エピソード集めた動画
未解明の情報があまりにも膨大なため、『星の子ポロン』が好きな一部ファンによって盛んに研究活動や関連放送が行われています。
お久しぶりです…前回の記事から1年半振り?うん、多分それぐらい経ってる…。
さて、ポロ生でも紹介がされたと思いますが…『星の子ポロン』や『ガンとゴン』といった時報アニメに関しましてですね…とんでもないものが発掘されてしまいましたので、今回は主にそれらをご紹介させていただきたいなと思っています。正直、まとめきれるかどうか心配なぐらいに情報量がめっちゃ多いです。
今回判明した情報は、前々から様々な要因で「推測」という形で既に存在していた事項が多いです。ですが、今回それが「確証」に変わるような事態が起きたので、調査している身としては、『星の子ポロン』『ガンとゴン』発掘の根本がある意味では覆されてしまうといった感じです。そこまでハードル上げる!?
本題に入る前に1件、告知をさせてください。わりと大事なので。
既にご存知の方もいると思いますが、俺がちょうど6年前から不定期に書き始めた「星の子ポロンを発掘しよう」シリーズ(ポロン以外の記事含む)は、ニコニコのユーザーブロマガサービス終了に伴い、先日このはてなブログに移転が行われました。
本当は別で運営しているブログの方に移転させても良かったんですが、あちらは運用方針も別なのと、やっぱりポロマガは同一のブログにまとまってた方が優しいだろうということもあるし、今回から新しく書く記事もそうですがこちらにまとめることにしています。
詳細は「当ブログについて」のページをご参照ください。
それに伴いですが、今回からシリーズとしての「星の子ポロンを発掘しよう」は終了させていただきます。本来なら今回が「20」とキリが良い数字になるんですが、ナンバリングじゃなくなるってことですね。
理由は色々ありますが、一番はナンバリングが付いてると、『星の子ポロン』などを後から知った方々にとって記事を読むハードルが高まってしまうのではないか、という点です。
今回で言えば例えば『星の子ポロンを発掘しよう20』にしてしまうと、多分「01~19も読んでおいた方が良いのか!?」となってしまうと考えたからです。俺としてはどこから読んでも良いように書いてますが、そう受け取られてしまうと結構大変だなぁ、と思ったわけですね。
というわけで、今回から記事タイトル含めて1本で完結するように努めます。一応、時系列がわかるように日付だけは残しておきますけどね。
ごめんなさい、本題前のアレコレは短く終わらせるつもりだったのだが…悪い癖だ。
とりあえず、色々書いていきます~。わりとどこから書けば良いのか悩むのだが…。
目次の見出し、なんでそんなフワフワしてるんだよ。
『星の子ポロン』はナックアニメだった…!?
煽り見出しです。騙されないでください。まぁでも結構近いです。
一応既知の情報ではありますが、ちゃんとまとめておきましょう。
まずナックアニメとはなんぞやというところからですが、『チャージマン研!』という超展開によりネットで人気を得た昔のアニメがありまして…いやこれ説明いるのか?もういいやニコニコ大百科に説明投げる!
まぁ要するに『星の子ポロン』は『チャージマン研!』との共通点が多いことから、一部コミュニティやMAD動画でまるでナックアニメかのように扱われていることが多い、という空気だけ理解していただければ、と思います。
実際、調査の過程で本当にナックアニメのスタッフが関わっていることが判明したりしたので、わりと半分本気で、半分冗談のように囁かされていました。
しかし2021年5月、その常識がいきなり覆されてしまった。
『チャージマン研!』を製作したICHI社(旧ナック)が近年ではネット上での活動や、二次展開を積極的に行っていることは、ナックアニメファンの中では記憶に新しいだろうか。
今ではYouTubeの公式チャンネルでナックアニメを無料配信するなど、とてもありがたい現況なのではないかと思います。ニコニコでもライブ公開(プレミア公開と同じ機能)とかやってくれ。
さてさて、そんなICHI社ですが実はその他にもTikTokやInstagramでナック作品に絡めた展開を行っているのはご存知だろうか。俺はコミュニティの在処が主にニコニコとTwitterなので、あまりよく知らなかった…。
で、実はInstagramではナック作品の貴重な資料が多数公開されています。その中には1967年のナック創業時の会社のパンフレットも公開されており、発起人一覧から当時のアニメ業界の繋がりなどを知ることができる貴重な情報が掲載されているんです…ですが…。
さて、2枚目の画像…専務取締役の一覧に注目していただきたい。
「鈴木元章」
見覚えがないだろうか…?少なくとも俺は何度も目にした名前だ…。
そう、『星の子ポロン』などを製作した時報映画社の設立者である。
詳しいことは全くわからない。わからないが…ナックの設立に時報映画社の初代取締役が関わっていた。その事実だけで頭を殴られてしまった…!そんなことがあって良いのか!?
1967年という早い時期において東映系(月岡・林)と虫プロ系(西野・出崎)が合流していたという事実の衝撃度もさることながら、時報映画社とナックに関連性が認められたのが恐ろしすぎる。『星の子ポロン』と『チャージマン研!』に接点が生まれてしまった。
— かねひさ和哉 (@kane_hisa) 2021年5月28日
時報映画社の鈴木元章氏がナックの設立に関わり、その後、時報映画社は『星の子ポロン』や『ガンとゴン』、ナックは『チャージマン研!』などの作品を生み出した。
つまり…『星の子ポロン』と『チャージマン研!』(もちろんその他の作品も)は、実質的に腹違いの姉妹作ということになってしまうのではないだろうか…!?ならないか?いやなった方が面白いんだけど…。
かつての『チャージマン研!』ブームの最中、似た超展開アニメとしてまるでナックアニメかのようにチャー研MADなどでも使われるようになった『星の子ポロン』。
大量発掘された2016年には『星の子ポロン』のシロクマ君と『アストロガンガー』を合わせた「アストロガンガン」シリーズも生まれたり、『星の子ポロン』をナックアニメと勘違いしてしまう方々も散見されたり、『星の子ポロン』とナックアニメはほぼ一方的に切っても切れない関係であった。
それがまさか、今になって本当に『星の子ポロン』が精神的なナックアニメだということが判明してしまうとは…。「精神的」って言葉、便利ですね!
いやまぁでも『星の子ポロン』と『チャージマン研!』って放送年どころか放送日まで全く一緒の「1974年4月1日」なんですよね。これはもう姉妹どころじゃないですよ。双子じゃないですか!?違う?あぁそうですか…。
それはさておき、ナックと鈴木元章氏の関係については、もうちょっと掘り下げたいところではあります。
事実として時報アニメの制作にはナックアニメにも携わったスタッフが多く存在することから、制作の発注先などにも両者で関わり合いがありそうですね。
新たに『星の子ポロン』制作スタッフと接触!?
製作ではなく、制作。つまり、アニメーションその物を作り上げた方々との接触です。
実は接触するのは初ではなく、4年前には『星の子ポロン』の原画を担当された高倉建夫さん、1年半前には同じく原画を担当されていた鈴木孝夫さんに直接お話を伺うことに成功していました。
ほぼ50年前のアニメですよ?その当時の制作スタッフの方々と接触できるのは、それはもう大変ありがたいことです…。
『星の子ポロン』『ガンとゴン』そして『ゼンちゃんツーちゃん』の制作を時報映画社から承ったのが「スタジオ・パサ」*1だというのは、2年半前に判明しました。
鈴木孝夫さんはここに所属して、時には師匠である高倉建夫さんにも依頼を行いながら『星の子ポロン』の制作を行ったのですね。
そして今回、新たにパサに当時所属していたスタッフの方とコンタクトを取ることに成功した…いや、今回に限って言えばあちらからコンタクトが取られたが正しいかもしれない…。
仕事中にいつも通りスマホでTwitterを見てる最中の出来事だったのだが…*2俺の『星の子ポロン』関連のツイートに1件のリプライが届いたのである。衝撃の文章と画像と共に。
↓それがこちら↓
"星の子ポロン " で やっていました
— ふ~みん.K (@taiyo23pen) 2022年1月14日
ポロンが また生きていることに\感動しています
私"パサ"でポロンを制作していたのです#星の子ポロン pic.twitter.com/WxsfOunTP1
………正直に言おう。まだ仕事中なので勘弁していただきたかった。
仕事中にこんな情報量が凄まじいリプライをされて、俺はパニクってしまった…。
一体どんな気持ちでこの「嬉しい悲鳴」を処理すれば良かったんだよ!?
50年前のアニメである『星の子ポロン』を当時制作していたスタッフの方がTwitterをされていて(←マジで!?)、しかも俺のツイートにたどり着いたということなのか!!!!???こんなことがあるのか!!!!????
感動してるのはこちらなのだが??????????
しかもこの画像はまさか…4年ほど前に存在が明らかになった『星の子ポロン』のフライヤーでは!!!!!!?????
なんというか久しぶりの時報映画社の謎が解明されたけど、同時に「星の子ポロン、ガンとゴン、ゼンツーのフライヤーがある」という新たな謎(?)ができてしまった…。
— koichil (@koichil) 2018年9月28日
フライヤーと言ったらアレですよ…要するに時報映画社が『星の子ポロン』という番組をテレビ局に売るために使っていた広告用チラシってことですよね!!???
本来であれば門外不出の貴重な資料、一生かかってもお目にかかれないと思っていた…まさか…まさか本当に見れる日が来るなんて…。
てかOPの謎ポーズのポロン、それ本当に決めポーズ(?)みたいな感じだったんだ…。
というわけで、仕事の合間を縫ってDMで、ふ~みん.Kさんに当時について詳細をお伺いさせていただきました。
以下、判明した情報含め、箇条書きでまとめてみます。
■ふ~みん.Kさんは1950年生まれで、グラフィックデザインの仕事を目的にデザイン学校を卒業後、株式会社パサに入社。1973年5月1日とのこと。
(データ原口さんによると、『星の子ポロン』の撮影は1973年の年末から翌年3月くらいまでに集中的に行われていたという→情報元)
■パサはコマーシャルフィルム制作会社として募集をかけていたが、恐らくこの時点で『星の子ポロン』の制作が決まっており、それに携われる女性が欲しかったのではないかと思われる。
■『星の子ポロン』完成後、色々あってパサは五反田に移転。ふ~みん.Kさん含む複数名は残ったが、スタッフもその時に散り散りになり、ふ~みん.Kさんもパサをやめた。
(鈴木孝夫さんは作品制作当時は五反田のパサに勤めていたと証言)
■当時のパサの社員は6人。
①桑島東輝さん
パサの代表取締役を務めた。
鈴木孝夫さんは30代で亡くなられたと証言されていましたが、ふ~みん.Kさんによれば亡くなられたのは50歳の頃とのこと。
hoshinokoporon.wiki.fc2.com②長嶋哲夫さん
ポロンの制作・進行を担当。今で言えば主任か部長ポジションとのこと。
実はこの方ともコンタクトが取れ、お話を伺ったのだが、詳細は後述する。
③カサハラさん
漫画家志望で主に動画を描いていたとのこと。
ジャンプに1度だけ作品が載り、その後は一般企業に就職したそう。
調査により、月刊少年ジャンプで『あくたれ小僧』を掲載していた笠原茂さんではないかという憶測が。口の描き方が『星の子ポロン』の所謂「紙芝居シリーズ」に登場するキャラクターと酷似していたり、木の塀の背景などがポロンっぽいという声も研究班で上がっていました。
画像はTATUさん(@tatu_zihou)からいただきました。ありがとうございます!
『星の子ポロン』の制作現場は最後は何でもありだったそうなので、もしかしたらこのカサハラさんが動画以外も描いてた可能性もありそう。
④中里あい子さん
先輩女性で主に背景を描いていたとのこと。
「ラ・セーヌの星」海外版が某所に全話上がってたので確認してみたが、中里あい子氏がクレジットされているのは第2話(1975年4月11日放送)だけだった。(途中から作画クレジットのみになるため?)https://t.co/BMDxg31bEs pic.twitter.com/o1Zwk8DtFq
— Dough/どーなつ (@doughnut_f) 2018年7月5日
実は以前にも研究班の間で話題に上がっており、どうやら鈴木孝夫さんが設立したスタジオマンモスに所属していたようだ。
なお、「水まくなの巻」に登場する「中里」との関連性は依然として不明。
hoshinokoporon.wiki.fc2.com⑤⑥ふ~みん.Kさんと、入社が同期の”おふじ“
なんでも家…雑用全般を担当されていたそうです。
おふじは一番若くて、パワフルで豪快でサッパリしていて気遣いもできる方だったとのこと。
■制作に携わった他スタッフ
①鈴木孝夫さん
スタジオマンモス設立者。
以前のアポでご本人に既に確認が取られていますが、やはり原画を担当されていたそうです。
hoshinokoporon.wiki.fc2.com②坂井さん
鈴木さんのスタッフとして動画を描いていたとのこと。
間違いなく、坂井文雄さんのことと思われる。
hoshinokoporon.wiki.fc2.com③絵コンテ担当(名前思い出せず)
鈴木さんが他の仕事も受けていたので、この方にもお願いしていたそう。
「可愛い方のポロンはこの方の作画」とのことで、鈴木さんとの繋がりから恐らく高倉建夫さんのことと思われる。
hoshinokoporon.wiki.fc2.com④撮影担当(名前思い出せず)
「当時、週刊プレイボーイとか何かのグラビア写真も撮っていた」「パサからの依頼で制作していた」とのこと。
服部正行さんではないか?と質問したところ「多分、服部さんだと思います」との返答でした。
■パサ退社後も当時の制作スタッフとは交流があった。
■『星の子ポロン』のラッシュまでは長嶋さんが行っていたが、フィルムの編集自体は築地にあるスタジオにお願いしていた。
■「交通ルールを子供たちに守ってもらおう」と、時報映画社が警察と企画したものだと思われるが、この話を誰が考えたかは謎。
(鈴木孝夫さんは、当時の時報映画社は警察から映画制作の依頼を請けて作る代理店だったと証言)
■『星の子ポロン』の制作には携わっていたが、1974年4月当時は関東では放送されていなかったため、スタッフ一同、本編を実際に観たことはなかった。
■『星の子ポロン』の脚本などは入社前から作られていたとのこと。
→撮影は1973年末から行われてたそうなので、実制作期間はもうちょっと長い?
■『ガンとゴン』はふ~みんさんの入社前に作られた。
■当時のパサは東京都品川区荏原1-20-9(中原街道を少し入ったところ)の4階建て?マンションの4階の角の一室にあり、『星の子ポロン』はここで制作された。
→マンションに入るのはNGだが、聖地巡礼できるのかしら…?
■脚本→絵コンテ→原画→動画→セル画→セルに色付け→背景とセル画を組み合わせ1コマずつ撮影→ストーリーに沿ってフィルムになったものをラッシュ→放送用のフィルムに仕上げ→声優による吹き替え、こういった形で放送用の1話が作られたとのこと。
毎日が忙しかったそうです(本当に現場が大変だったんだろうな、というのは本編を見てひしひしと感じる…)
■当時のスタッフは20代と若者が多く、みんな夢中で『星の子ポロン』を創っていた。
→2016年以降に『星の子ポロン』に夢中になった人達も大体それぐらいの年代が多いと見ているので、俺はシンパシーを感じてしまう…。
■その他、研究班で調べたスタジオ・パサ情報と経緯(調べたのは2年前です)
つきさん(@Inmay_writer)が1974年当時の五反田周辺の地図を調べていたところ「(株)パーサ」なる会社を発見したため(よく見つかったな…)、俺(koichil)が登記簿を取得し、パサが1973年4月27日に設立されたことが判明。
会社の解散は1979年12月2日と登記されているが、それより前に活動停止しているかもしれないとの情報も。
その後、スタッフの一人である長嶋哲夫さんとコンタクトが取れ、新情報が判明。
・パサの名称はPAS(Pro Adventure Staff)から来ている?
・原版や資料はパサではなく時報映画社に保管されていた。
などなど…(TATUさんがわかりやすくまとめてくださいました、ありがとうございます!)
先日数多くの時報映画社作品に関わられた前田憲二さんに電話でお話お伺いしました。
— TATU (@tatu_zihou) 2021年6月1日
・時報とはある劇団に所属されていた頃、寺山修司さんに映画を撮影したいところがあるがどうだ、と紹介されたのが関わる事となったきっかけ
・鈴木元章さんは既に亡くなられてる(前田さんも葬儀へ行かれたとの事) pic.twitter.com/hA8bogbCpc
▲時報映画社関連では、前田憲二さんについてこういった情報も判明しておりました。
ふ~みん.Kさんや『星の子ポロン』の制作現場の詳細、長嶋さんから始まるパサ調査などについては以上。
本来であれば我々が知る手段すらない幾多の情報、そして作品への愛をご教示いただきました。本当に…本当にありがとうございます…!
何より『星の子ポロン』の制作はふ~みん.Kさんにとって楽しく、良い思い出だったということも知りました。寝泊まりが必要なほど、現場は中々ハードだったそうですが、こうして作られた作品が今の我々にとって楽しく、愛溢れる活動などに繋がっていると考えると、本当に…本当に嬉しいですねこれ…うん…。
ちなみにどういった経緯で俺のツイートにたどり着いたのかもお伺いしました。
娘さんと昔携わった『星の子ポロン』の話題になり、娘さんが検索したところポロンがいつの間にかとんでもないことになっていることが判明し、関連ツイートにリプライをお送りになられたとのこと。
昔にも娘さんと検索したことがあり、その時はアニメの存在だけ出てきて感動したところに、今回の再検索でビックリされたそうです。2016年の前と後では一変しすぎて、そりゃ驚きますよね…。
なお、今回のコンタクトなどを受け、ふ~みん.Kさんが『星の子ポロン』制作当時のことを綴る掲示板を開設しました。
情報や質問なども受け付けているそうなので、気になった方は是非、お送りしていただければ…!何か新しく判明した場合は追記することがあるかもです。いやマジで頭が上がらねえ…!
そう、頭が上がらない。本当に上がらないんです。次のトピックをご紹介します。ヤバイです。
『星の子ポロン』の基本情報・全貌が判明!?
ふ~みん.Kさんが俺のツイートへリプライをお送りくださった際に、『星の子ポロン』のフライヤーを添付してくださったのは上述しました。
連絡先が書いてあるので、俺はてっきりこの内容だけで時報映画社は「穴埋め番組欲しい局は連絡くださいね♪」ぐらいのノリだったのかな、いやこれだけじゃどんなアニメなのかわからないだろ…と思い込んでたんですが…。
DMでふ~みん.Kさんにご連絡をさせていただいた直後に、とんでもない画像を添付してくださいました。そう、フライヤーには続きがあったのです。
…どう例えれば良いんでしょうか。わからない…わからないけど、間違いなくこれは『星の子ポロン』のアカシックレコードだということは確実だ。
や…ヤバすぎる…。夢を見ているのか!!!????夢だよな!!!????
いやもしかしたら『星の子ポロン』の本編しか知らない方にはヤバさが伝わり辛いのかもしれないんだけど…アレなんですよ…『星の子ポロン』とかいうアニメってあまりにも実在性がフワフワしてるというか、権利元は倒産してるし、発掘されてる映像は有志の方々が録画していたものだし、公式サイトもない。というか「公式」が存在しない。
故に『星の子ポロン』って「公式の情報」が今まで一切存在しない作品だったんですよね。1988年に時報映画社の証言を元に『星の子ポロン』などの情報が掲載された『TVアニメ25年史』が正真正銘、唯一の情報源とも言える存在なのではあるが、二次的に編集された情報ということもあり、その公式ソースとも言える「根源」…一次情報は確かめようがなかったわけです。
我々は発掘された174話分の『星の子ポロン』を見てなお、ポロンが一体どういった意図で制作されたのか、ポロンとはどういう存在なのか、第1話はどのエピソードなのか、そもそも「全260本」とあるが1本2話あるこの作品の場合はどう解釈したら良いのか、フワフワしすぎてわからないことばかり。
それが今こうして、ついに…公式の一次ソースとも言える情報にたどり着くことができた…!なんということだ…。ポロンもうフワフワ浮かんでええわ降りろ!!!!!!
さて、このフライヤー画像で様々なことが確定したし、新たに判明した事実もあります。憶測も混じっていますが、とりあえず列挙してみようかと。多分、俺らが気づいてないだけで、他にも色々ありそう。
■『星の子ポロン』は子供たちへ向けた情操教育アニメ
何をイマサラタウンと言われるかもしれないが、実は『星の子ポロン』がそういう意図で制作されたという客観的な一次情報はこれまで存在しなかった。
『TVアニメ25年史』の関連する記述でも「教育的なテーマがある」「交通安全に絡めた」とは書かれてはいるが、これは当時に作品を見た執筆者の方による所見である可能性もあり、さらに言ってしまえば番組のターゲット層も不確定だったと言える。
事実として、明らかに子供向けというよりは親御さん向けにしか見えないエピソードも少なからず存在するため、今回のフライヤーの「企画意図」でその点が明確になったというのは非常に大きい。
■短縮版『星の子ポロン』の存在と、確定した話数
現在発掘されている『星の子ポロン』は「構成」の項目にある「5分番組用」のものが全てだ。2分30秒というあまりにも限られた尺の中で、OP・EDに20秒使い、約1分の本編をそれぞれ2話分ぶちこんでるため、とんでもない超展開になっているのはあまりにも有名。
それとは別に「4分番組用」の構成が存在することが判明してしまった。どうやらOPは我々の知っているものより若干短く、AパートBパートという概念が存在しないため1話分しか積め込まれていないらしい。それでも1話1分の超展開は変わらない。
元々、番組と番組の間に挟む穴埋め用ミニ番組としてテレビ局にフィルムが販売されていたと予想されていたが、2パターンの構成をセールスポイントにしていたということは、それが裏付けられたと言ってもいいのだろうか。
というか、1分のみの本編は恐らく内容自体に変化はないのだろうが、若干だけ短縮されているOPなどは我々が見たことない構成の映像のはずなので、余計に謎が増えてしまった…。
さらにこれまで『星の子ポロン』の存在するエピソード数としては「130本260話」なのか「260本520話」なのか、実は曖昧で「発掘の終着点」がわからない状態だった。
フライヤーを見る限りでは、どうやら後者で確定のようであり、この記事執筆時点で発掘されたエピソード数は174話なので、単純に考えればあと346話分の未知のエピソードが存在することとなる。地獄か?
途中まで作っただけで実は520話ないのでは?とも考えられるが、これまでのスタッフの証言から全てを完成させてからテレビ局に売りに出すと考えるのが自然なのではないかと思うし、業界に詳しい方からも売る(貸す)目的であれば全話完成していないといけないとご教示いただいた。
というか、仮に途中までしか作ってないならフライヤーのセールスポイントとして未完成の状態の数字を推しだすのは、リスキーすぎないか…?というところもあるんだよね…。ちなみにどうでもいいけど、『星の子ポロン』は24番目に話数が多い日本のTVアニメらしい(Wikipedia情報)
ともかく『星の子ポロン』の映像発掘の終着点はこれで定まった。ここまで多すぎるなら、いっそ知らない方が幸せだったのかもしれない。でもこれは…本当に520話分発掘できたら…歴史の教科書に載りますよ!!!!!!『星の子ポロン』は必修科目!!!!!
■『TVアニメ25年史』の『星の子ポロン』はこのフライヤーを元に書かれた
どうやらフライヤーの「制作内容」を要約し、作品のあらすじを書いたようだ。
『星の子ポロン』の舞台が森、ポロンの円盤といった情報が確かに存在する。
と、同時に「ポロンが宇宙の彼方から来た宇宙人の子供」というのはフライヤーに書かれていないので、果たしてこれがどこから来た記述なのかというのが大分引っかかる。
執筆を担当した方が「円盤」のワードから独自に表現したのか、当時の時報映画社スタッフがそう証言していたのか、それともたまたま見た映像の中にそれらしきエピソードがあったのか。うむむ気になる…。
■『星の子ポロン』第1話が確定?
直接そう明言されていないものの「制作内容」の項目に描かれているエピソードはどう見ても、『星の子ポロン』の記念すべき発掘1本目のAパートであり、仮にフライヤーに書くほどの基本エピソードとするなら(なんでよりによってこんな意味不明な回にしたの)「信号機が皆、青になっちゃった!の巻」が第1話となる可能性が非常に高い。「その1」は正真正銘、本当に「その1」で全ての始まりだったのではないか。
www.nicovideo.jpただ、実際の本編には「ペンキ屋の狼君」は登場しないし、ポロンも別に円盤に乗って登場しないので、このフライヤーの内容は実制作より前に書かれたものと思われる。事実、番組用フライヤーに書かれている内容は企画書の写しということもよくあるそうだ。
■描かれているキャラクターは初期エピソード?
「制作内容」の項目には本編に登場するキャラクターが描かれているが、いずれも見慣れたものだ。
①「弾丸滑降の巻」のヌヒィ
②「弾丸滑降の巻」のキツネ君とウサギ君
③「ブー吉宙づりの巻」のオオカミ
④「チビパンダの大雪ダルマの巻」のポロン
フライヤーがもし早めに作られたのだとすれば、これらのエピソードは初期に作られた回なのだろうか。少なくとも、作品のセールスポイントとして、そして作品の雰囲気を簡潔に伝えられるエピソードからキャラクターが選ばれていると思われる。弾丸滑降はやめておいた方が良いのでは。
■未知のサブタイトル判明
「内容の一部」の項目には25つのサブタイトルが掲載されている。
見慣れたサブタイトルもあれば、全く知らないサブタイトルも存在しており、正直これ単体でも情報価値が大きすぎる…。
ただし、フライヤーに掲載されているサブタイトルから実際の本編は変更されている可能性は否定できないので、要注意だ。
記事執筆時点で発掘されていないエピソードは以下の通り。発掘済みの本編通りであれば、後に「の巻」が続くだろう。
①テーブルマナー落第
②キケンな積木遊び
③ダブダブ服でスカイダイビング
④ブレーキのきかない自転車
⑤バスから手を出したモン太君
⑥ダンボール箱にかくれたピョン吉
⑦危ない工事現場
⑧テレビ見すぎ
⑨いたずらブー助大やけど
⑩海上は危険がいっぱい
⑪カラス悪太郎の左側通行
⑫二人乗りはあぶないヨ
⑬通学路を帰ろう
⑭シャボン玉大騒動
⑮お風呂屋騒動
⑯よけいなお手伝い
⑰グライダーの冒険
発掘済みエピソードの中には、これらと内容が被ってそうな回もチラホラあるが、まぁ『星の子ポロン』ではテーマや教訓の使い回しはよくあることなので、多分異なる内容のエピソードなのだろう…。
余談だが、フライヤーに掲載されている既知のエピソードと未知のエピソード(8本:17本)、記事執筆時点での既知のエピソードと未知のエピソード(174本:346本)の割合はほぼ一緒だったりする。掲載エピソードのチョイスがもし無作為で偏りがないのであれば、本当に520話あると裏付けできるかもしれないのだが、掲載されている既知エピソードはいずれもクオリティが安定している回なので微妙かもしれない。
■時報映画社のロゴ?
フライヤーの最後に四角い大量の枠に囲まれて「時報」の文字。
初めて見るが、ロゴ的な何かなんだろうか。それともフライヤー用に用意した何かなんだろうか。真相わからず…。
■スタッフ情報がない!
『TVアニメ25年史』の記述は一体どこから…。
さて、このフライヤーに関しては以上である。いかがだっただろうか。
『星の子ポロン』の客観的な資料がまさか発掘されるとは思わなかったが、それ以上に約50年前のアニメのフライヤーをここまで状態良く保管していたふ~みん.Kさんには、本当に頭が上がらない…。俺もうそれしか言えないのか…。
とりあえず~…今回はこれで以上!いや~情報量凄まじかったな~~~~。
ふ~みん.Kさん「ガンとゴンもあったのでスキャンして送りますね」
(俺、そろそろ死ぬのか?)
まさかの「姉妹作」全貌も判明!?
「メンスッタフ」←これ流行らせたい。
はい、はい…うん…まさかのですね…『ガンとゴン』はパサ入社前の制作作品だったはずでは…お持ちになられている…お持ちになられていた…。頭が上がらなさすぎて、このままでは腰が使い物にならなくなる。
『星の子ポロン』のみ知っている方々もいらっしゃるでしょうから、一応簡単に説明すると『ガンとゴン』は同じく時報映画社が製作したミニ番組です。
調査により1971年の初放送が確認されており、いわば『星の子ポロン』の姉妹作とも言える面白アニメなんですね。
色々言いたいことが山程あるんですが、記事執筆してる俺の脳内酸素が死にかけているので、ちゃちゃっと判明情報をまとめちゃいます。
■ガンとゴンの体色が違う?
発掘された映像で確認できるガンはオレンジ、ゴンは真っ黒なのが特徴だが、フライヤーに掲載されている彼らはそこが全く異なるという謎。ポケモンの色違いみてえだな。
もしかすると、パイロット版のスチル写真だったりするのかもしれない…?
■やはり『TVアニメ25年史』は元にしている
フライヤー初出のキャラクター設定としては、ガンが寂しがり屋という点か。これは二次創作が盛んな『ガンとゴン』にとっては重大情報なんじゃないだろうか。
そういえば「空中戦」ラストでは、自分から離れようとするゴンに一生懸命呼びかけていましたね…。
作品の解説からは、アメリカ西部が主な舞台っぽい記述も見受けられる。地球上のあらゆる所に現れるというのは「香港の夜」というサブタイトルなども確認されていることから確かだろう。
■複数のセミレギュラーが存在する
スチル写真を見る限り、鼻高がオリジンフォルムと判明してしまったラーラ(インデアンの女の子)はやはり長編における主要人物っぽい。
「空中戦」に登場したネズミらしきキャラクターもスチル写真に描かれているが、彼もセミレギュラーだったのだろうかオ、ォオオ゛オォオ゛オォオ゛ォオォ゛オ゛オ!
■全260話…あるのか?
『星の子ポロン』のフライヤーと同様、全話完成させていない状態で本数を記載しているとは考えにくい…が、実は『ガンとゴン』が260話放送されたケースは現時点では確認されていないという。全話完成していることを前提にするのであれば、局が放送を打ち切ったせいで全く陽の目を浴びなかったエピソードが存在する可能性も考えてしまう。
ガンとゴンの放送回数を調査してみた。なんと、260話も放送している局などどこにもなかったのだ。 pic.twitter.com/oQJeB44QaC
— Dough/どーなつ (@doughnut_f) 2017年3月21日
■アニメーシヨンギヤングマンガ映画らしい
ギャングアニメだったんだ…。まぁ敵を轢いたり、エゲツない処刑しようとしてたり、色々あったからな確かに…。
■スタッフ情報が記載
ここが重要ポイント。
『TVアニメ25年史』記載の『星の子ポロン』と『ガンとゴン』はどちらもスタッフ情報が同一の物になっているのは有名だが(有名か?)、『ガンとゴン』のフライヤーにはそれがあって『星の子ポロン』のフライヤーにはそれがないのである…。『星の子ポロン』の項目で疑問として上述しましたね。
『ガンとゴン』はふ~みん.Kさんが入社する前に制作されていた作品であることもあり、『星の子ポロン』と『ガンとゴン』の制作スタッフは必ずしも一致するとは限らない。
そのため、これまで『星の子ポロン』の脚本を担当したと思われる大貫哲義さんや村山節子さんが実際は携わったのが『ガンとゴン』のみで『星の子ポロン』には携わっていない可能性も今では考えられるのではないだろうか。
■サブタイトル
過去の調査で新聞の番組表から『ガンとゴン』のサブタイトルの多くが判明していたが、フライヤーに改めてサブタイトルが掲載されているため(全てではないみたいだが…)、これまで誤字脱字だと思われていたサブタイトルへ確証が取れたと言っていいだろう。例えば「ドラキュラ現わる」は番組表では「ドキュラー現わる」と記載されていてしまった。
hoshinokoporon.wiki.fc2.comまた、地味にエピソード順(制作順?)も判明。どうやらおなじみの「金貨とダイナマイト」「帰ってきた金貨の袋」は第1話と第2話のようだ。この回だけアニメーションがやたらヌルヌル動いてるのも、パイロット版を兼ねていたからでは、みたいな考察も上がっていた。
ラーラ編の正しい順番も判明しているのは大きいだろう。
そして、未知のサブタイトルの存在も確認された。ありがたいことに、ましおさん(@Mashi_Oh)がまとめてくださったので、表記揺れなどを除いたものを列挙してみる。
・第11話「ころがりこんだ賞金」
・第13話「仕組んだ罠」
・第14話「おかしなレース」
・第17話「夢の百万長者」
・第44話「待伏せ」
・第45話「囮作戦」
・第51話「眠るのが最高」
・第52話「笑って泣いて」
・第53話「ガンとあいつ」
・第54話「出たとこ勝負」
・第55話「明日のゴン」
・第56話「ハイウエーパトロール中」
・第57話「円盤の出現」
・第58話「狙われた月の石」
・第59話「ガンの八つあたり」
・第60話「光る目」
・第61話「窓に立つ影」
・第62話「名ダイバーガン」
・第63話「マルタ島の宝」
・第64話「水中の闘い」
・第65話「黒い珊瑚」
・第66話「不思議な魚」
・第67話「さらば、ナポリの灯よ」
・第68話「無人の船」
・第69話「ユリシーズ号の宝物」
・第70話「深海の謎」
・第71話「片目の魚」
・第72話「海の墓場」
・第73話「復讐」
・第74話「大空の闘い」
・第75話「鮮血の翼」
・第76話「攻撃命令」
・第77話「朝日は昇る」
・第78話「ライオン台地の要塞」
・第79話「男の友情」
・第88話「リズム合戦」
・第97話「ゴンのアルバイト」
実際はわかり辛い表記揺れによる被りサブタイトルもあるはずなので、一概には言えないが、これで『ガンとゴン』でサブタイトルが判明したエピソードは150本~160本ぐらいになるはずだ。
今回判明したフライヤーのサブタイトル一覧と、サブタイトルが掲載されている地方ラテ欄の放送順を比較してみました。
— mashio (@Mashi_Oh) 2022年1月22日
編集雑で見辛いかもだけど許して。https://t.co/HTITXBM0MV
『ガンとゴン』のフライヤーに関しては以上である。
すまん情報過多すぎて、もうなんか語彙力失ってるんだよな明らかに…。新判明サブタイトルとかその辺含めて、本来なら単独で1記事書けたり、1日中話題にできるぐらいのインパクトあるんだが、俺はもう『星の子ポロン』のフライヤーだけでも頭がパンクしかけてるので、後は皆さんの考察や語りに委ねたい…よろしくお願いします…!
ちなみに、時報映画社のアニメ作品のフライヤーとしてはプロトタイプ版星の子ポロンとも言われている『ゼンちゃんツーちゃん』も存在し、とある情報筋によれば『ツーちゃんといっしょにみよう!』と『やっちゃんと火星の子』もフライヤーが存在するという。
3作品とも8mmフィルム版もあるらしい。
ハァ…ハァ…もう…もうないよな…?これ以上のまとめるべき情報…。いやなんかもうこんな嬉しさと悲鳴が両立することないって本当…。
とにかく…とにかくですね…!ふ~みん.Kさんや長嶋さん、貴重な資料や情報の提供、また質問への回答などに、心の底から深く…深く感謝を申し上げます。
一生かかってもたどり着けないと思ってたラインにここまで早く到達できたのは、本当に奇跡的です。
こちらとしては『星の子ポロン』への愛を聞き、またお伝えすることもできたのを喜ばしく思います。
また、今回のまとめに関して、調査や情報整理をしてくださった調査班の皆様にも、普段からの感謝も含めてお伝えしたいところです。本当にありがとうごさいました!!!!!!!!!!!ていうかわりと俺ほとんど何もしてねえ!!!!!!!いつものことだけど!!!!!
『星の子ポロン』『ガンとゴン』のさらなる発掘を願って、今回はここまでとさせていただきます。
引き続き、情報提供などを求めていますので、心当たりのある方は是非!!!!!!!!(@koichil)
(リンク先)
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▲毎週土曜日23時~新エピソード公開生放送をしてました(過去形)
現在は不定期放送となってますので、興味ある方は随時お知らせを見てみて下さい。
▲無断転載OK!迷惑をかけない範囲で、印刷するなり焼くなり色々やろう!
▲録画テープを探してみよう!
starchild_poron☆yahoo.co.jp ←メールでも情報や映像を募集してます!☆を@に変えてお送り下さい。でもTwitterの方が確実だぞ!
オンドゥル合作に参加しました&『仮面ライダー剣』の魅力も含め振り返り
こっちでポロン以外の記事書くの大分久しぶりだな…。
今回書く事項は、諸々かなりうろ覚えなので、事実とは異なる場合があるので、それはご理解いただいた上でお読みください(記憶違いがあるかもしれないってヤツです)
久しぶりにMAD作りました。合作参加自体も久々か?もう最近は時間の感覚がわからなくなってる…。
まずは、合作に参加した皆さん、お疲れ様でした。そもそものこの合作の発端を考えると、こうして無事に完成まで漕ぎつけられたこと自体が感慨深いです。これについては後程。
俺の担当パートは、1分15秒ぐらいからの『チルノのパーフェクトさんすう教室』です。パート自体の解説は後程。
今回のオンドゥル合作は、歴代オンドゥルMADのヒットメドレーということで一部を除き、元ネタの動画が存在します。さんすう教室の場合はこれ。
まぁ封印削除されてるんですけどね…。
他の方が作った動画版は記事執筆時点では生きてるっぽい。
合作、特に特別なことはしてないんですけど、何故か運営としてクレジットされました。運営だったのか俺…。まぁ後で詳しく書きますが、確かに合作の初期メンバーに近い立ち位置だったので、完全に間違ってるかと言われるとそうではないが…う~~~~~ん?????運営か~~~~??????
あとは公開前に合作ロゴがまだ出来てないことが急に判明したので、毎度お馴染みケフィアさんを誘ってロゴ制作をしていただきました。
【剣放送記念】オンドゥル合作 裏切りのメドレー【BOARD壊滅祭】 https://t.co/GdtrNthoU7 #sm38175467 #ニコニコ動画 ロゴ担当しました!
— ケフィア (@alpha_gun) January 25, 2021
誘った時は全く知らなかったのでアレなんですけど、この数日後にケフィアさんはご入籍されたので、「俺とんでもねえ時期に合作参加を迫ったのか…」と、とんでもないことに気づき、なんというかすごいアレでした!いやホントごめん!でもマジでありがとう!おめでとう畜生!(n回目)
最初は剣のロゴを再現すればいいよーって適当に投げたんですけど、こちらの意図をちゃんと汲み取って劇場版の意匠も高いクオリティでロゴに入れてくださったので、本当すごいんですよこの人。そもそもケフィアさん、多分ライダーはほぼ知らないので、それができちゃうのは最早プロですよね…。
オンドゥルを知ったきっかけ
オンドゥル語とは (オンドゥルゴとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
「え、そこから?」って感じなんですが、個人的に(本当に個人的)めっちゃ重要なので語らせて欲しい。
今でこそ完全に特撮オタになった俺なんですが、そのきっかけがそもそも「オンドゥル」なんですよ。いや、オンドゥル自体はFLASHとかその辺の時代から認知はしていたわけですが、そこまで深入りはしてなかったんですね。もちろん平成ライダーも全然興味なかったわけです。今じゃ信じられんね…。
じゃあ、ルーツはどこなんだという話なんですが、この合作に参加したというところなんですよ。
そう、七色のオンドゥル動画!いやぁ懐かしい。あ、一回削除されてるので、これは再うpね。
チャー研合作を経由して知り合ったとぅる君が主催した、この合作に面白そうだから俺は参加したわけです。『仮面ライダー剣』を見たことないのに。
ちなみにとぅる君は、数々のオンドゥルMADを生み出したすごいヤツです。間違いなくオンドゥルブームの立役者の一人といっても差し支えはないでしょう。
で、この七色のオンドゥル動画が投稿されたぐらいのタイミングで、ニコニコ動画に東映特撮を配信する公式チャンネルが開設されました。
東映特撮ニコニコおふぃしゃる(とうえい) - ニコニコチャンネル:特撮
毎週、昭和ライダーから平成ライダー、スーパー戦隊やらその他諸々まで無料配信してくれる神チャンネルで、オンドゥルMADを通してライダーに興味持った俺はここからズブズブと沼に入り、今では昭和平成含めて、仮面ライダーのTVシリーズを全部視聴するに至ったわけです。
なので、やっぱオンドゥルがあったからこその今の自分だし、結構思い入れは強いわけなんですね。
今回の合作発足の経緯(?)
いや、実は経緯は俺も知らんのだけど、主催者のゼ民さんと、とぅる君からお誘い受けたので、企画の初期の段階で参加することになりました。
多分、ちょうど先述のニコニコチャンネルで『仮面ライダー剣』が配信開始したからなのかな?と思ったけど、企画されてた段階ではまだ配信されてなかったから関係ないのかな?でもその後YouTubeでも『仮面ライダー剣』の公式配信が始まり、動画投稿時でちょうど配信が最終回迎えたので、結果的にはタイミングすごく良かったのかもしれない…。
と、色々思い返してたけど、色々漁ってみたら2016年のタイミングで1回、俺やとぅる君らで「ヒットメドレーのオンドゥル合作を実現させよう!」みたいな話の流れがあったことを思い出しました。ただ、その時は多分参加者のスケジュールやら諸々の都合で企画自体が1回お流れになったような気がするんですよね。
今回は同じくオンドゥル合作を作りたいという強い思いを持ったゼ民さんが主催で、続々と過去にオンドゥル合作に参加していた俺も含めて誘いを受けたという感じかな、多分。
確かに俺もオンドゥルMADのヒットメドレーを実現させたいという気持ちはあったけど、やっぱ立ち位置的には後から参加した一参加者でしかないので、運営としてクレジットされてるの違和感あるなこれ!!!???まぁいいけど!!!!!
メドレーについて
うろ覚えですが、企画段階だとそもそもオンドゥル合作の方向性としては、七色のオンドゥル動画のように既存メドレーを使用した物にするのか、それとも最近流行りのオリジナルメドレーを作ってそれを使用するのかというのは決まってなかった気がします。
ただ、せっかくやるならやっぱオリジナルメドレーだよね…。
で、メドレーの選曲については、ここだけは俺もかなり意見出ししたな…。過去の人気オンドゥルMADから選曲するとしても、合作に合ってる曲やそうじゃない曲もあるし、そもそも全部採用しようとすると10分の尺に入らないだろうし、かなり厳選したはず。
この手のオリジナルメドレーを使用した音MAD合作ではありがちなんですけど、過去の人気MADから選曲しようとすると、どうしてもそのジャンルではなく音MAD全体として人気な楽曲が選ばれがちなんですよね。ジャンル独自の個性が出にくい。
なので、けもフレパートや忍殺パートみたいなフレッシュな選曲はかなり優先度高めで推したはず。2パートとも結果的に反応が良かったので、押し通してよかった…担当者の方々のセンスが抜群でしたね。
それに加えて、剣の楽曲も何を選曲するかも徹底的に話し合った。素材はTVシリーズの特撮ドラマということもあり、普通はOPやED曲を最初と最後に採用すれば良いのだが、剣はOP曲が2つある上にED曲は存在しない。OP曲に至っては、人気が圧倒的に高い後期OPの方を採用し、前期OPを削る案もあった。
ただ、これはオンドゥルMAD合作ということで、人気は関係なくオンドゥルらしいOP曲ってやっぱり前期の方だよね、ということでこちらを合作のOP曲として採用。でも、後期OP削るのも勿体ない…ならクライマックスの熱いパートに採用するなら適任すぎるだろ、という当然の流れ。いや、何回考えてもやっぱ選択肢としては、これしかないぐらいに嵌ってるんじゃないかと思いますね。
その他、劇中歌で一番の人気を誇る辛味噌、スタッフロールBGMとして「夢のかたみ」を採用。でも辛味噌パートがあんなことになるのは誰も予想してなかったよ。
そんなこんなで選曲を全て決め、あとは誰がメドレーを打ち込むのか、という問題に。
この点、実は当初はDTMやってる俺ととぅる君でメドレーを共同制作するという方向もあった。俺は一応、合作用のメドレーを作った経験が一度あるので、確かに作ろうと思えば作れたかもしれないが、一度経験してるからこそどう考えても制作が間に合わない懸念があったので、ここはかなり消極的だったかな…。
▲宣伝
そういうわけなので、俺が知ってるニコニコメドレー作者から特撮や関連MADに造詣が深そうな方々を推薦し、そこから色々連なって今の形に落ち着いたわけである。
ヨシキP、2÷す氏、雨天雨衣さんらにも頭が上がらない…!
うん、振り返ってみると、メドレーに関しては結構色々口出ししたな…。良い方向に動いたのか、悪い方向に動いたのかはわからないけど、前者と信じよう!
担当パートについて
上述したが、合作にかけられる時間は非常に限られてるので、自分の場合は最初から1パートだけ担当しようと決めていた。その中で「チルノのパーフェクトさんすう教室」を選んだ理由は以下の通り。
・技術やセンス的に型に嵌める動画しか作れない(←さんすう教室なので動画を再現する選択肢がベスト)
・そもそも時間ないので、自分でオリジナルの構成を作るのが難しい
・原曲PVがFLASH動画なので、素材の抜き出しが非常に楽
・過去に参加した七色のオンドゥル動画で起きたアレコレへのリベンジ
はて、リベンジとは…?話が脱線するかもしれない。
七色のオンドゥル動画での俺は『仮面ライダー剣』を見ずに参加したのは先述した通り。実はあの時、合作参加者の一人にそのことについて非難されたのだ。
どうしてそれが「チルノのパーフェクトさんすう教室」の選択に繋がるのかと疑問を持たれるかもしれないが、その非難してきたMAD作者とさんすう教室MADが大いに関係しているからである。…直接の言及は避けるが、まぁここまでこの記事をちゃんと読んだ人は何となくこれで察して欲しい。
大分昔のことなので細かいニュアンスは忘れてるのだが、とにかくその非難はわりと俺の脳裏にこびり付いていた。今でもよく見る「ニワカが二次創作すんじゃねえぞボケ」だとか「同人ゴロ」だとか「実は東方ってやったことないんですよね(笑)」問題に近いのかもしれない。ちなみにその非難してきた人は東方原作は体験版までしか遊んでない人だったので当時から「おまいう案件では…?」と思ってた。おやお~や、この振り返り大分きな臭くなってきたぞ!大丈夫か!
実は東方ってやったことないんですよね(笑) - ニコ百
さて、確かに原作を見てない上での二次創作(MAD含む)など、愛がないだの色々嫌悪感持たれるのは非常に自然な流れなんですよね。そりゃムカつくだろう。ムカつく人は出てくる。オタクによっては大いに嫌う行為に違いない。
いやでも、俺はやっぱ思うわけですよ。いいじゃん!ニワカで!
そもそも合作に参加したのは趣味でやってる以上はオンドゥル自体が、MAD制作自体が楽しそうだからなわけです。もうその時点で『仮面ライダー剣』への価値や取っ掛かりを俺は感じたわけじゃないですか。で、結局それでライダーに興味持って今やニワカなんて言われる筋合いないぐらいに俺はライダー作品を視聴しまくったわけですよ、その後。
このケースに限らないけど、今や原作から離れてキャラクターや世界が二次創作などで広がり続けるこの時代に、そもそものその取っ掛かりを否定するのは逆に作品を萎縮させると思うし、寿命を縮めると思うんですよね。
嫌悪感を持つこと自体は自然な流れだと思うし、否定はしないけど、本当に作品を思ってるならやっぱそこら辺は考えた方がいいんじゃないかな、と現時点では俺は思います。開き直りに映るかもしれないけど、いやまぁ開き直りだなこれかなり…。
それはそうと、やっぱあの時の非難がまだ尾を引いてたのは事実だし、自分の中にある呪いを解くため、「リベンジ」として今回このパートを選びました。そういうわけで、ただの愚痴なんすねこれ。こんな理由で選んでたのか、とわりと台無しなんだけど、やっぱ吐露して精算しておきたかった。
はい、話脱線しまくったね。パートのちゃんとした解説に戻します。
さんすう教室パートを選んだ理由は以上として、じゃあその後、どういうパートにするか、という点は中々悩みました。もちろん、趣味でやってる以上は自分の好きな構成やネタで押し通しまくるのが正解なんでしょうけど、みんな期待して見る合作であることをどうしても俺は質の高さという点で意識してしまう。
かといって、俺には技術もセンスもハッキリ言ってない。誇張とか自虐じゃなくて、事実としてそう思ってる。オンドゥルネタで押すにしても、俺がやったら面白さという点では劣化になりかねない。その点、マイムマイムパートとか忍殺パート、ダダダダ天使パートとかは特にすげえよ…と思うわけです。いずれも俺が特に大好きなパートですね。
自分の限られた力で表現できる物はなんなのか…それを考えたんですけど、やっぱアレしかないわけです。結局のところ、原典である『仮面ライダー剣』の魅力を推し出すという方向性。
『仮面ライダー剣』の魅力
実は俺が最初に『仮面ライダー剣』を見た時は「空耳おもしろいな~熱い作品だな~」ぐらいの認識だったんですよ。当時はまだ作品の文脈を理解しようとする姿勢がなくて、ただひたすら流れてくる映像に感情を任せていた。
『仮面ライダー剣』という作品の魅力にやっと気づいたのは2回目の視聴。
そう、一年前に始まったニコニコでの公式配信ですね。既に物語の設定や世界観、結末を把握した状態での2回目の視聴。これがとんでもなく、作品への理解を後押ししてくれたわけです。
『仮面ライダー剣』何が面白いってやっぱ「バトルファイト」という作品を構成する世界観ですよね、まず。
古代から続く53体のアンデッドがお互いに戦い合うバトルロワイヤルで、生き残ったアンデッドに対応する生物種が地球を好き勝手にできる支配権が得られる。
劇中世界では、最後に勝ったのが人類に対応する「ヒューマンアンデッド」なので、人間が地球の支配権を得ていると推察されてるみたいな感じ。
『仮面ライダー剣』本編では、このバトルファイトが人為的な干渉で再開されてしまうわけなんですが、人為的な干渉とあるようにこれはイレギュラーなバトルファイトなんですね。なので、バトルファイトに「ルールの穴」が出来てしまった。
この「ルールの穴」のせいで、アンデッド同士の戦いにも異常事態が発生してしまったり、変なアンデッドが生まれてしまったり、「ルールの穴」を利用して勝利者に勝ち上がろうとするアンデッドや人類が出てくるというのが、本当見てて面白い。崩壊したバトルファイトという世界観だけで、こんな多岐に渡って色々できちゃう。そもそもの「仮面ライダー」という存在自体が、バトルファイト的にはイレギュラーな穴なんですね。
そして、アンデッドの一人であるジョーカー(相川始・ムッコロ)が、この「ルールの穴」で生じた出来事を通じて、人類の感情や温かさを学んで、別の存在になっていく、というのも肝。これが『仮面ライダー剣』の深みのあるドラマに繋がるし、あの「ルールの穴」を突いたことによるセンチメンタルなラストにも繋がる。
だから『仮面ライダー剣』の面白さや魅力って何?って言われたら、もちろんキャラクター同士のドラマもあるんですけど、そのドラマ自体はバトルファイトという世界観設定が前提の上で成り立つわけなんで、ここを推していきたいわけなんですね。
話は戻り…
俺が担当したパートは、導入のOPを除けば2パート目という最序盤です。つまり、途中で視聴をリタイアする人も目にする可能性が非常に高い部分。怖すぎる。
1パート目(ニャル子)がオーソドックスなオンドゥルMADでオンドゥルを知っている層がより楽しめるパートだったということもあり、その次には別の方向性のパートを見せることで、視聴者の取っ掛かりを増やし、視聴の継続に繋げたいという気持ちがありました。
さて、散々語った『仮面ライダー剣』の魅力である「バトルファイト」。そう、これが「チルノのパーフェクトさんすう教室」の型に滅茶苦茶相性が良い。
メドレーで打ち込まれてるのは「紅魔館からバスが出て~」の部分なんですが、元のFLASH動画だと、足し引き算の問題を提示してますよね。
バトルファイトの過程で生じるのは、アンデッドの総数の増減。これを上手く絡められないかと色々試行錯誤したわけです。
アンデッドの増減を封印で表現し…
「融合アンデッド」というバトルファイトにおけるイレギュラーで、増減をややこしくする。
他作品に登場するアンデッドや剣ライダーネタも入れてさらにややこしいことにする。
つまり、取っ掛かりとしてはコアなライダーファン向けのパートという方向にしました。
このややこしさこそがバトルファイトひいては『仮面ライダー剣』の魅力であり、視聴者への挑戦状として問題を提示するという「チルノのパーフェクトさんすう教室」の型にもピッタリだったわけですね。
で、ムッキーを採用したのもこれは単純な話で、チルノちゃんとの「最強」繋がりでベストマッチという感じ。
まぁ、ムッキーは最強なのでアンデッドを全員封印したってことで良いでしょ(適当)
「0体」なので、アルビノジョーカーらが出てくる、というネタも含めた。だったら海東の方は関係ないだろ。
本当は、アンデッドじゃないので引っ掛け問題になりそうなトライアルシリーズや、アンデッドの総数をさらにややこしくする人造アンデッド・ケルベロスとかも入れたかったんですが、まぁこれは尺の都合とただでさえ複雑なので…見送らせていただきました。
あと、他作品で言えば『仮面戦隊ゴライダー』の檀黎斗もバトルファイト的には面白いのかなと思ったんですが、後のパート(この木なんの木)でメインパートがあったので、結果的に入れなくて正解でしたねこれ…(合作完成まで他パートは基本的に見ないで楽しみに取っておくので、ネタかぶりする可能性があった)
(QRコード読み込めない人はこのリンクを押してください)
動画見た方なら気づいてるかもですが、パート内にQRコード仕込んでます。
内容は動画で提示された問題をさらに厳格にした真面目なヤツです。
『仮面ライダー剣』だけじゃなくて、他作品の知識も必要になりますが、よかったらチャレンジしてみてください。
自分で言うのもアレだけど、多分初見で正解できる人いないんじゃないかなと思います…。俺も問題文作りながら「あれ、これ違くね…?」とコロコロ変えたぐらいなので。できた人はすごい!
音声について
今回の合作で一番心残りだった部分。
そもそも俺は人力ボーカロイドがクッソ下手なんですよ…昔から。なんだろうな…マジで上手く行かないし、どうしても不自然な音声になってしまう。
人力ボーカロイド上手い人から教わりながら時間かければ、多分マシにはなるんでしょうけど、生憎そんな時間はなかったので、今回は人力のほとんどを母音のみで通して歌わせました。
その…なんだ。オンドゥルだし?滑舌ってことで、ここは見逃して欲しい。ナニイッテンダ! フジャケルナ!
ちなみに爆発音は素材探し面倒くさかったので『星の子ポロン』から拝借してます。関係ないジャンルから使ったのは私の責任だ、だが私は謝らない。謝れ。
▲あくまで元素材の解説で宣伝する意図はないんです!信じてください!
そしていつもの遅刻
はい、本当提出が遅れてすいませんでした。またやらかしたよコイツ。いや、正直ね、合作参加した時点で「遅刻するだろうな…」ってのは覚悟してたんですよ。俺の性格とスケジュール配分の下手さ的に。
提出期限は延ばしていただいて、年明けを堪能する暇もなく年末年始はほぼ寝ず、ずっと動画作ってました。自業自得と言われればそれまでなんですが、いや本当に地獄だった…。元から動画作る速度も遅いからな…。
実を言うと、今回のオンドゥル合作。参加を見送ることも全然検討してたんですよね。すっっっっっげええええええ悩んだ。作る時間どうせねえだろと思ったから。
でも、散々書いた通り、オンドゥル合作への未練というか執着というか、そういうのから全然振り切れなくて、これを逃したら後悔するだろうな、という気持ちがどうしても強く、結局参加した。いつもこうだ…悪い癖なんだよ…。いやこれは本当にもうしばらく合作は参加しない…うん…。守れるかなぁ…?
なので、この合作が本当に完成してよかったと思う…。いやマジで本当に…参加を呼びかけるのも中々大変だったよな…。
最後に
「リベンジ」は果たしたぞ!!!!!!!!!!!あの時、俺を非難した某MAD作者よ。見てるか!?(紺珠伝)
もうこれ以上ないってぐらいライダー作品見まくったし、『仮面ライダー剣』への愛をぶち込んでやったぞ!!!!!!!!!!ケッチャコ!!!!!!!!!!愛じゃないなこれ!!!!!!!執着だ!!!!!!!俺に愛を語る権利はない!!!!!!!!!!悲しい!!!!!!!!!!
…と、個人的なアレは置いといて、合作自体が楽しかったのは七色のオンドゥル動画の時からマジで変わってないし、それが実現したのもひとえに皆さんのおかげであります。
主催のゼ民さんはもちろん、同じ運営で俺のライダー沼のきっかけとなったとぅる君、メドレー作者の皆様方々、そして様々なパートを表現してくださった他の参加者の方々。本当にお疲れ様でした。ありがとうございました。迷惑もかけたごめんなさい。
俺の頼みでロゴ制作してくださったケフィアさんもそうです。ところで気が向いたら『仮面ライダー剣』見てみてね(いつもの勧誘)
気が向いたらでええんや。俺はあの人とちげえ!!!!!!!(まだ引きずってるよ)
いややっぱ究極的にはね、『仮面ライダー剣』とオンドゥルが面白いってことなんですよ。
前半はオンドゥルが楽しめるし、後半はストーリーの熱さを楽しめるし、うん。
あとやっぱ、キャスト陣がオンドゥルをMAD含めて楽しんでくれてるってのも良いよね。モチベに繋がる(東映は削除してくるので怪しいけど)
もう物理的に時間がないので、訪れないかもしれないけど、またオンドゥルMAD作りたいですね…。
そんなわけで、以上です。こんな駄文に付き合っていただきありがとうございました。
▲改めてよろしくお願いします
星の子ポロンを発掘しよう19 ~"あの"作画スタッフと接触の巻~
Q.まず『星の子ポロン』とは?
A.ザックリ言うとこういう超展開のカルトアニメとよく言われてるらしい作品です。
(大百科記事リンク)
▲ケフィアさんに新たに作っていただきました
NHK主催「ベストアニメ100」にて38位になった幻の謎アニメ『星の子ポロン』の目撃情報などを募集中です。一部で大変熱い盛り上がりの作品ですが、権利者も不明で全260話あるらしいのに一部しか見つかっていません…!https://t.co/rOx2ogwFbi [まとめWiki] pic.twitter.com/ro7PBxWsNy
— koichil (@koichil) 2017年5月3日
▲人気エピソード集めた動画
未解明の情報があまりにも膨大なため、『星の子ポロン』が好きな一部ファンによって盛んに研究活動や関連放送が行われています。
え~~~~~~~~~またまた久しぶりです。どうですか皆さん、新発掘された『星の子ポロン』楽しんでますか?わっちは本編投稿者特権(ズルい)で先のエピソードをもう見ちゃってるんですが、コメントでの反応とかが楽しみで仕方ないっす。
ポロンコミュでは、月1で未公開エピソードの生放送が行われているので、みんなお気軽に、是非見てくれよな!まずは宣伝でした。
そんなこんなで最近調査系の記事を書いてなかったのでお忘れかもしれないんですが、前回(一年前)から普通に色々調査は進んだりしてました。俺はほぼ何もしてないんだけどな。滅茶苦茶遅れましたが、既知の情報や未公開の情報まで含め簡単にバーッと紹介します。どうぞお付き合い下さい。
~ポロン、有名YouTuberに紹介されてしまう~
調査とは関係ないんですが、非常に大きなトピックであると同時に、各作品の理解に繋がる良質な動画なので、まずはこれを紹介!
なんと考察系YouTuberとして有名なキリン氏(※チャンネル登録者数150万超え)に『チャージマン研!』と同時に『星の子ポロン』そして『ゼンちゃんツーちゃん』(!?)が取り上げられたのだ。いや、ポロンはわかるとして何故ゼンツー…?!しかも簡潔かつ非常に丁寧に解説されており、『星の子ポロン』『ゼンちゃんツーちゃん』を初心者に布教する際にうってつけの動画となっている。
特に『ゼンちゃんツーちゃん』は基本的に内輪でしか背景含め認知されていない作品なのに、この方は丁寧にそれを調べ上げ紹介する事に成功しているので、かなり好感度が高い。
俺的には、たくさんのファンの労力と愛が詰まっているにも関わらず、中々評価の機会に恵まれない再現版ゼンツーがこの紹介動画で活用されてるのが非常に嬉しいですね。俺は台詞書き起こしでしか参加してないので、なんか身勝手な感想かもしれないけど、報われたなぁ…という気持ち。
これを機にポロンの目撃証言とか情報が集まると嬉しいんだけど、YouTubeのコメント欄見ると、ほぼチャー研の話題ばかりで俺は悲しいぞ!(泣)
チャー研はもうなんというかレジェンドアニメというか、遠いところに行っちまったなお前…。
~『ゼンちゃんツーちゃん』番宣広告発掘!~
はい、ゼンツーの話をしたならまずこっちからっすね。
『ゼンちゃんツーちゃん』は『星の子ポロン』『ガンとゴン』と同じ時報映画社製作だというのは何回か触れた通り。
フィルムの所在元は判明しており、過去に開催された時報映画作品研究会で上映された事もあるのもご存知だろう。ご存知じゃない方は↑のキリン氏の動画見ればわかる!
しかし肝心の映像公開までには至らず、有志による再現版が投稿されるに留まっていた。
▲再現版も新たに2本投稿されたからよろしくね!
ポロンやガンとゴンが載っていた徳間書店『TVアニメ25年史』にすら掲載されておらず、ある意味本当に幻のアニメと化していたが…。
昨日、国会図書館で偶然発掘した時報映画社制作「ゼンちゃんツーちゃん」の番宣広告2種(富山新聞1970年4月3日、20日掲載) pic.twitter.com/Kge6pTNx0F
— マカロニマカ男 (@makaroni1986) January 26, 2020
なんと新聞広告に宣材画像が掲載されていた事が判明!!
時報映画社作品『ゼンちゃんツーちゃん』番宣広告(北日本新聞1970年4月12日)
— TATU (@tatu_zihou) January 30, 2020
こちらでは「横断中」の旗を持った謎の犬が描かれている…。しかしまあ提供スポンサー多いですね…。 pic.twitter.com/2C6N3m0Xje
今日発掘してきた「ゼンちゃんツーちゃん」の番宣広告(読売新聞北陸版1970年4月12日掲載)
— Dough(どーなつ) (@doughnut_f) March 24, 2020
富山新聞と同じイラストが使用されているが、こっちの方が画質が良い。そして出演に「劇団東芸」が関わっているというのは新情報ですね…! pic.twitter.com/jcGaoNyEu0
その後有志により続々と発掘され、スポンサー(多い)や出演に劇団東芸が関わっている事が判明。これらの広告は1970年4月に富山テレビで放送された際の物のようだ。
今まで再現という形でしか公開出来なかった物の公式ビジュアルが、まさか発掘されるとは…!いいですか皆さん、ゼンツーは実在したんですよ、本当に…。
更に有志によりこんな情報まで発掘された。
謎多きアニメ「ゼンちゃんツーちゃん」。
— コノシート@新刊通販中 (@video_vhs) June 14, 2020
5分アニメで100万円近い制作費。 pic.twitter.com/067SVmj5y4
どうやら制作費は100万円近かったらしい。これが高いのか低いのかわからんが、詳しそうな方々の反応を見ると高い方らしい。
結論、ゼンツーの予算は高い。
— 音唆つき (@Inmay_writer) June 14, 2020
~ガンプラCMの裏付け~
元時報映画社員の方によると時報映画社制作との事…というのは既知の情報なのだが、あくまで証言を根拠にした物であったため、客観的にそれを証明するのは難しかった。
しかし!なんとその事が明記された資料が遂に発見された。ちゃんと載ってるもんなんすね…。まさか裏付け出来るとは。
ファーストガンダム関連の資料が色々届いたので読んでるけど、ガンプラのCMの欄でネットでよく見る名前が。
— 快諾亭スピンストーム (@shinababarn) April 11, 2020
時報映画社って「星の子ポロン」作ってるところであってるっけ? pic.twitter.com/BmwsNdrP3c
また、時報映画社のテレビ作品2作についても新たな情報が判明。
神戸新聞昭和44年7月2日夕刊に掲載されたサンテレビの広告に時報映画社の「日本のまつり」のタイトル画面と番組内容が紹介されていた。 pic.twitter.com/0Z71WWYTsv
— マカロニマカ男 (@makaroni1986) June 14, 2020
時報映画社が制作した「さわやか奥さん」の視聴率も掲載されていた。
— マカロニマカ男 (@makaroni1986) March 8, 2020
4/15 4.3%
4/16 4.4%
4/17 3.1%
4/18 4.4%
4/19 3.7% pic.twitter.com/rihxs03KQl
ただ『日本のまつり』に関しては同名の他社制作番組の可能性も否定されてないみたいなので、一応注記しておくぞ!
~遂に"あの"作画スタッフと接触!~
はい、ラストです。本記事のメイントピックです。わりとデカイです。
ご存知の方もいると思うが、以前の記事ではポロンの作画スタッフである鈴木孝夫さんのお師匠、高倉建夫さんとお会い出来た。いやぁ、あの感動は一生忘れらんねえよ。
権利者も不明、メディア化もされてない、スタッフが行方不明、こんな作品だからそれに携わった関係者との接触がいかに重大な事項なのかわかっていただきたいのだが…。
そして今回は…なんと…
これポロンのスタッフが載ってるいつもの資料ね。
んで、この内のね…
はい、そうです!鈴木孝夫さん!『星の子ポロン』の原画を担当された中心人物です!
なんと、最終的にお電話でインタビューする事に成功しました!!!!すごい!!!!俺が接触したわけではないけどな!!!経緯を説明する!
始まりは調査勢の一人でもある音唆つきさんが東京アニメーションセンター(鈴木孝夫さんが所属されていたアニメーション制作会社)付近の地図を購入し調べていた事。
地図には鈴木〇〇さんとあった(孝夫さんとの血縁関係はこの時点では不明)
↓
つきさんが墨田区の図書館に寄るついでに東京アニメーションセンターを見に行く。
↓
偶然出かけるところだった孝夫さんのお兄様と出会う。孝夫さんが今もご実家に住んでおられる事が判明。
↓
手紙を送ったらもしかしたら返信頂けるかもしれない(実は以前話には挙がったものの、諸々の事情があり送る事が出来なかった)
↓
つきさんが手紙を送ったその日中に孝夫さんから電話がかかってきたので、インタビュー敢行。
と、とんだ豪運だぜ…。ご本人のお兄様にバッタリ会ってしまうとは…。
というわけで、つきさんが鈴木孝夫さんと話してわかった詳細などは以下の通り。あ、掲載許可はもちろんいただいてます。
◆鈴木孝夫さんについて
・鈴木孝夫さんは『ガンとゴン』『星の子ポロン』制作当時、五反田の「パサ」に勤めていた。
・みゆきプロダクションはポロンよりずっと後に設立した。
・1999年頃にはアニメーターを辞めており、スタッフとして名前が載っている化物語には関わっていない(会社が孫請けで請けた仕事?)
◆パサについて
・「パサ」は桑島東輝さんが設立した。
・桑島さんは30代で亡くなられた。
・鈴木孝夫さんが入る前、「パサ」は『ゼンちゃんツーちゃん』を制作していた。
・「パサ」が時報映画社から仕事を請け、ゼンツー、ガンゴン、ポロンを制作した。
・当時時報映画社は品川にあり、警察から映画制作の依頼を請けて作る代理店だった。
◆星の子ポロンについて
・25年史に書かれているスタッフは「パサ」にいた人間と思われる。
・動画の項目に名前があるスタッフ(岩崎純央、町支哲義、坂井文雄、中島篤子)はパサが雇った若者。
・ポロンはキャラはあったもののシナリオが無く、社内で絵コンテを切って作った(?)
・「パサ」社内に16mmのカメラを置いて撮影していた。
・「イソップ物語」のスタッフ(栗原達夫、高倉建夫)と同じスタッフである。
・日本動画という会社は知らない。
■新情報から推察される事
・スタジオマンモスは鈴木さん個人のペンネームだった?(マンモス所属時=フリーの時期だった?)
・関わられた作品のクレジットから推察するに鈴木さんがパサに入社したのは1971年頃?
個人的には、あいうえおアニメのイソップ物語シリーズと同じスタッフというのが感慨深い。ポロンの後も同じ血が流れていた作品はあったんですね…。
しかし、こうなるとますます時報映画社の子会社とされる「日本動画」の存在が謎になるな…。調べても確たる情報が一切出てこないし、本当に実在するのかこの会社は…?
つきさん、そして鈴木さん、この度は本当にありがとうございました!!!!!!!
というわけで、今回は以上!しかし鈴木孝夫さんご存命で良かった…。快くお話いただけたのは正直奇跡に近いと思います。
実は調査勢の間ではまだ進行中のトピックあるっぽいんだが(俺も少し手伝った)、ちょっと色々返事待ちみたいな状態なので、今回はスルーした。
公開できる状態になったら、その時はまた改めて…。
今回携わった関係者やツイート引用元の方々には毎回お世話になりっぱなしです。今回も本当にありがとうございました。『星の子ポロン』諸々を末永くよろしくお願いします。末永くっていうか最早呪いの域ですけどね、この作品…。
さてさて、もう一つ言及しないといけない事が!
今回のポロマガ記事。皆さん何の疑問も持たず、いつものように読まれていたかと思われます。知ってますか?実はこの記事、私koichilは書いてません(は?)
前からそうなんですが、多忙でまとまった時間が中々取れず、本来なら今まで判明した新情報をまとめて記事にするなんて事はできない状態でした…。
俺がモタモタしてる間に、救いの手が差し伸べられました。調査勢の一人でもあるTATUさんが、なんと今回のポロマガ記事の原稿を書き上げてくださったのです。10%ぐらいは俺が変更を加えたりしてますが、つまりゴーストライターな感じです!マジかよkoichil最低だな。
TATUさんは俺の書いた今までのポロマガを参考に文体も含め、見事までにジェバンニしてくれました。言っておきますが、本当にほとんどの文章が俺ではなくTATUさんが書いた物です。皆さん多分疑問に思わなかったでしょ?すごい。あまりにも俺の文章すぎて自分で直視するのが恥ずかしくなるレベルだったよ!
こんな不甲斐なくて情けない俺のために貴重な時間を使わせてしまった事を悔やみます。解決できるかはわかりませんが、次はちゃんと自分の手で書けるよう努めたいところです。
それはそうと、TATUさん本当にありがとうございました…!
(リンク先)
▲記事バックナンバー
▲発掘済みエピソード一覧
▲毎週土曜日23時~新エピソード公開生放送をしてました(過去形)
現在は不定期放送となってますので、興味ある方は随時お知らせを見てみて下さい。
▲無断転載OK!迷惑をかけない範囲で、印刷するなり焼くなり色々やろう!
▲録画テープを探してみよう!
starchild_poron☆yahoo.co.jp ←メールでも情報や映像を募集してます!☆を@に変えてお送り下さい。
星の子ポロンを発掘しよう18 ~発掘しようじゃないんだよ、されたんだよ~
Q.まず『星の子ポロン』とは?
A.ザックリ言うとこういう超展開のカルトアニメとよく言われてるらしい作品です。
(大百科記事リンク)
▲ケフィアさんに新たに作っていただきました
NHK主催「ベストアニメ100」にて38位になった幻の謎アニメ『星の子ポロン』の目撃情報などを募集中です。一部で大変熱い盛り上がりの作品ですが、権利者も不明で全260話あるらしいのに一部しか見つかっていません…!https://t.co/rOx2ogwFbi [まとめWiki] pic.twitter.com/ro7PBxWsNy
— koichil (@koichil) 2017年5月3日
▲人気エピソード集めた動画
未解明の情報があまりにも膨大なため、『星の子ポロン』が好きな一部ファンによって盛んに研究活動や関連放送が行われています。
プロモーションツイートで出てくるんですねすごい pic.twitter.com/ni0mAN50gm
— ばなならーめん (@BananaRamenYuno) May 2, 2020
~とある日の出来事~
俺「う~ん、今年(2020年)のGWも『星の子ポロン』の情報を集めるためにTwitter広告を打ってみたけど、情報来ないなぁ…発掘は夢のまた夢か…」
俺「最後に映像が発掘されたのは2016年、もうアレから4年経ったんだな…。発掘に関しては、その間全くの進展なし。2016年が異常すぎただけで、今みたいに発掘されないのが普通なんだろうか…調査や活動も限界があるよなー」
俺「いや、本当、顔画工房さん(星の子ポロンその8~10発掘者)や、morikawaさん(その11~78発掘者)との出逢いって奇跡的だったんだだな…うん、本当にね…」
俺「はぁ~~~~上手く行かないし、発掘活動もそろそろ打ち切る事を検討に入れないとな~~~~とりあえず今日は寝よ」
~翌日正午~
俺「今日も寝すぎた…さて仕事を始めなければ。その前にTwitterチェック…なんかDM来てるな、何事だろう」
morikawaさん「おはようございます」
俺「はい、おはようございます」
morikawaさん「星の子ポロン発掘しました」
俺「………………」
morikawaさん「星の子ポロン発掘しましたよ」
俺「………………」
俺「(上手い返しが思いつかない…)」
俺「い、いや~~~~HAHAHAHAHA!!!morikawaさんが冗談言うなんて珍しいですね!」
morikawaさん「いや古いビデオテープ見てたら、発掘したんですよ、4年ぶりに。Doughさん(星の子ポロンアンコール生放送の放送者)にもお伝えしました」
俺「いやいやいやmorikawaさん、だって4年前に探し当てたエピソードで全部って…もうこれ以上は見つからないって仰ってたじゃないですか~~~wwwwwww」
俺「いやまぁ、最近確かに発掘されてないですよ。落ち込んでましたとも。冗談で我々を元気づけてくれたんですよね、いやはやお気遣い感謝です!!!」
俺「……ハッハッハ…ハッハッハ!HAHAッHA………HA……」
morikawaさん「あ、映像データ送りますね、これです」
俺「HA(絶命)」
※実際には↑のような失礼な会話は行われていません(脚色)
え~~~と………2020年5月23日(土)の夜に行われた「アンコールポロ生」最終回ラストでも告知があったと思いますが…。
いや…俺もいまだに信じられないんですけどね………。いやでも実際に映像を見せられたらそりゃね…。
『星の子ポロン』未知のエピソードが4年ぶりに発掘されました
あ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアwwwwwwwwwwwwwwwAhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhhh~~~~~~?????????????????
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいやいや
え?マジ?マジで言ってんのこれ?夢だろ?ところがどっこい、現実なんです!
とりあえず、そういう事なので久しぶりの「発掘しよう」記事です。今回俺は何もしてないし調査もクソもないんですけどね!!いや、発掘されちゃったら発掘しよう記事書かないとダメだよね!というわけで、このタイミングで公開させていただきました!!!
お前の気持ち悪い感想はいらないってそろそろ言われそうだからとりあえず一旦ここまでにするね。然るべき情報を書こうね、ハイ。Be Coolだ俺。
あ、ちなみにアンコールポロ生最終回のラストで流れた特別映像は、調査などでもお世話になってる笠原さんが「もし新作発掘された時は是非」と事前に俺に提供してくださった物です。その圧倒的映像力による豪勢な動画をありがとうございました…!一生使えないんじゃないかとヒヤヒヤしておりましたが、ようやく無事に使えました…。
~4年ぶりの『星の子ポロン』発掘概要~
★発掘者
morikawaさん(Twitterリンク)
既に動画サイトにも上がっている「その11~その78」という恐るべき本数…大量発掘の貢献者でもあります。なんと今回もmorikawaさんの発掘になります。頭が上がらないというレベルではない。morikawaさん伝説はまだまだ続く、続いてしまった。
前回の大量発掘だけでも、morikawaさんにはまだまだ感謝や諸々をお返ししきれないというのに、これ以上どうしろというのだ…!
★発掘本数
新たに9本だそうです。『星の子ポロン』は1本2話構成なので、つまり18話分という事に。
いや、1本発掘されるだけでも万々歳なのに9本ですよ、やっぱり信じられませんね…。
なお、サブタイトルだけなら一応既に全て頂戴しております。こちらは前回の大量発掘時同様、現段階では明かしませんので追々。
★発掘の経緯とか
『スーパー戦隊グラフィティ』『超人バロム1』の録画ビデオを「まさか入ってるわけないよな…」とチェックしたら発見したそうです。morikawaさんのコレクションどうなってるんだ一体…。
特撮番組を録画して、テープの余った時間に短くてちょうど良い『星の子ポロン』を入れたのではないか、って感じですね。ちなみに既存エピソードの「おおさむこさむの巻」とかも同じパターンで録画されていたエピソードだったりします。
~公開方法~
え~~~と、4年前と一緒なら俺がポロ生で新作公開して、合わせてニコ動とかに投稿というパターンなんですが。あいにく、現在の俺は仕事とかで忙しくてポロ生をする余裕がないので、そこら辺ほぼDoughさんにお任せする感じです。
俺がやってたポロ生が終わった後も、Doughさんは「アンコールポロ生」という形で『星の子ポロン』をありがたい事に長期間盛り上げてくださいました。
アンコールポロ生は、この記事を公開した直前で最終回を迎えたと思いますが、多分ラストの告知で「新エピソード付きポロ生」を続けて放送してくださる事になっているはずです(俺が放送してるわけじゃないから推測の形になってるのは申し訳ない)
多分、初回の放送は6月6日(土)の22時とかだと思います。この新ポロ生はDoughさんと話し合ったんですが、とりあえず月1でやろうという事になってるので、約9ヶ月かけてポロ生で新作が公開されていく感じになると思います、暫定ですが。
▲多分、ここで放送されます。放送日は変わるかもしれないので、コミュ内のお知らせ見てね。
ニコニコ動画への投稿ですが、こちらは従来とほぼ変わらないです。
つまり、ポロ生終了後のタイミング(多分同日の23時)で、俺のアカウントから投稿します。「その9」以降の『星の子ポロン』本編は全部俺のアカウントで統一されてるので、まぁ普通に「その79」以降も同じようにした方が良いだろうという判断っすね。諸々のリスク(不発弾)は俺が引き受けます。
アンコールポロ生、Doughさんから「もう終わるんですよ」と事前には聞いてて、俺も「いやまぁ、これ以上負担かけるわけにも行かないしな、新作も発掘されないしな…お疲れ様でした」って感じだったんですが、まさかのタイミングでmorikawaさんから連絡があったので、まだまだご迷惑おかけする事になるかもしれません。Doughさん、よろしくお願いします…!本来なら俺がやりたいところなんですけどね、いやまぁ俺も出来るだけの事はしますよ!言ってくださいね!
4年前…2016年に始まった『星の子ポロン』発掘の歴史。色々な事がありましたね。
morikawaさんによる大量発掘というビッグイベント後は、週1で1本ずつ発掘された『星の子ポロン』を公開していくみたいな事もしました。本当に楽しかったな…。
そして、それも3年前の2017年8月に堂々と最終回を一度迎えました。この最終回放送のサブタイトルは「バイバイバナナの巻」のキリン君の台詞から取って「これ以上の発掘は諦めるんだな」です。マジで発掘を諦めかけてたタイミングだったのが笑えます。
この最終回後も、俺とかは不定期ポロ生をやってたし、その後もDoughさんがアンコールポロ生を放送していました。
もちろん、そこから『星の子ポロン』を知って今に至る方々もいるでしょうが、『星の子ポロン』という作品の魅力はその内容だけではありません。作品を取り巻くファン活動はもちろん、新情報が判明したり、映像が発掘された時の高揚感…体験こそが、今でも『星の子ポロン』といった時報映画作品を愛してる皆さんを引き留めた要素なのではないでしょうか。
ここで心残りだったのが、前述の新作付きポロ生が終わった後に新しく『星の子ポロン』を知った方々にそういった「体験」を与えられていない事でした。生放送で『星の子ポロン』の未知のエピソードをリアルタイムで、他の視聴者と共に「体験」する。これは後から作品を知った人は二度と手に入らないかけがえのない物です。
しかし、チャンスは再び舞い戻ってきました。アメリカン・バレエで蘇ったんですね。
遂にこの時が…最初から『星の子ポロン』を知っていた人も、後から知った人も、そしてこれから知る人も、この度『星の子ポロン』が巻き起こす未知の体験を等しく受ける事ができます。
ハッキリ言ってこの機会は貴重です。後から後悔しないように、是非ポロ生を見てワクワクしていただきたいです。月1なのでお手間も取らせません。もう一度放送場所を貼りますね。
『星の子ポロン』を、よろしくお願いします。あと姉妹作の『ガンとゴン』も。
私的な感想が続いてしまって申し訳ない…もう少しお付き合い下さい。自分語りです。臭いよ。
実は俺は『星の子ポロン』という作品をちょっと…1%ぐらい?恨んでいます。4年前の俺は絶賛、別の夢に向かって大学で勉学中でした。親も背中を押してくれて、本来ならその夢に向かって時間を使って頑張るべき時期でした。それを上から塗り潰したのが『星の子ポロン』です。
俺はこの作品に取り憑かれるように調査や活動に時間を費やす事になりました。結果、大学で専攻してた夢は中途半端な形で終え、結局就職などもままらない形になりました。ハッキリ言って俺の大事な人生を滅茶苦茶にした作品なのです。親にも申し訳ない。
「たかが一作品に人生を破壊されるなんてありえない」「お前自身の問題だろ(←これはそう)、作品のせいにするなんてみっともない」と言われそうですが、事実そうなってる事は理解していただきたいです。いや、本当にそれぐらい大事な時間を『星の子ポロン』に貢いで来ました。あ、だから俺は偉いんだぞという話ではないです、念の為。結局、俺も他の方と変わらず作品の一ファンでしかないですからね。
『星の子ポロン』のせいで俺の当初の夢は途絶えた、という話…でした。が、俺(や他の方々)がこの作品をきっかけに動いた事で「新たな夢」に進んだり見つけた方々は、たくさん現れました。
『星の子ポロン』をきっかけにアニメーション研究の道に進んだ方、『星の子ポロン』をきっかけにアニメーション制作の道に進んだ方、『星の子ポロン』をきっかけに新たなムーブメントを起こした方、『星の子ポロン』をきっかけに新たな出会いがあった方々などなど。
もちろん、全部が綺麗事ではないし個人的に嫌な事もあったけど、俺はそんな人達を現在進行系でも見てきたし、彼らが作品をきっかけに夢に向かって頑張っている様子を見ると、とても誇らしいんです。こんな俺でも、作品をきっかけに動く事ができたし、そこから彼らの人生を良い意味でも悪い意味でも全部含めて、変えるような体験を与えられた事が本当に嬉しいんですね。
だから、『星の子ポロン』に時間を使った事自体は全然後悔していません。俺の夢がアレでも、他の人の夢には繋がってるみたいだから。乾巧みたいな事言ってんなコイツ。
とにかく、それを俺に見せてくれているのは皆さんです。本当にありがとうございます。ダメな人間ですが、ダメ人間なりに皆さんや今から作品を知る人に、『星の子ポロン』という作品で何が変わったのか伝えたかったのです。
願わくば、今回発掘された『星の子ポロン』の新エピソードから再び、「新たな夢」を見つけられる方々が現れる事を望みます。
長くなりましたが(ほぼ気持ち悪い自分語りじゃねーか)、以上です。質問があればTwitterの方で。特に答えられる物はないと思いますが…。てかマジで今回俺は何もしてないんですよね。
まずは改めて、morikawaさんに多大な感謝を。『ザ☆ウルトラマン』で例えて、俺らは科学警備隊だとしたら、morikawaさんはウルトラマンジョーニアスです。我々はmorikawaさんに必要以上に頼るわけには行かず自分達で発掘映像を探しますが、どうしようもない、いざという時に助けてくれました。これは間違いなくウルトラマンジョーニアスです。
あと、もちろん『星の子ポロン』の未発掘映像や目撃情報は変わらず募集し続けております。この記事を見て何か思い当たった方は、是非よろしくお願いいたします。
(リンク先)
▲記事バックナンバー
▲発掘済みエピソード一覧
▲毎週土曜日23時~新エピソード公開生放送をしてました(過去形)
現在は不定期放送となってますので、興味ある方は随時お知らせを見てみて下さい。
▲無断転載OK!迷惑をかけない範囲で、印刷するなり焼くなり色々やろう!
▲録画テープを探してみよう!
starchild_poron☆yahoo.co.jp ←メールでも情報や映像を募集してます!☆を@に変えてお送り下さい。
星の子ポロン45周年記念作『仮面ライダージホウ』元ネタ解説とか
こんにちは。久々にニコニコらしい普通の記事です(普通とは?)
先日こんな動画を投稿しました。
遅れるに遅れて動画投稿から1年のタイミングになってしまった、いや記事の物量がすごくて中々手が付かなかったんです…。星の子ポロン46周年のタイミングって事で急いでこの記事を完成させました…。今更すぎますが、暇な方はぜひ見ていただけると。これで星の子ポロンの全てがわかると言っても過言ではないです。
(ニコニ広告諸々ありがとうございます…)
▲ニコ動のアカウント持ってなくても見れます(いまだにこれができないイメージで引っ張られてそう、ニコ動…)
まだ見てない方は是非見てやって下さい。作者は自己顕示欲の塊なのでコメントとか拡散とか広告していただけると尻尾ふって喜びます。
今回は幻のカルトアニメ『星の子ポロン』×特撮ドラマ『仮面ライダージオウ』という題材で作りましたが、多分どっちかがわからない人が圧倒的に多数だと思います。動画を見てもらえばわかる通り、ポロンもライダーもどっちもネタをとにかくすごい密度で入れまくった作品であまりにもハイコンテクストすぎるので、ちょっとでも理解が進んで楽しんでもらえばいいなと思いこのブロマガ記事を作りました。いる?
●星の子ポロンとは (ホシノコポロンとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
●仮面ライダージオウとは (カメンライダージオウとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
●Over "Quartzer"とは (オーバークォーツァーとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
仮面ライダージホウOP、多分ライダー見てない勢には色々わかり辛いだろうからセルフ比較動画をば(いる?)
— koichil (@koichil) 2019年5月5日
再現しようがないサビ含めてわりと頑張ったのよ。#nitiasa pic.twitter.com/1E8IyCSBWA
▲セルフ比較、ニコ動の方にくっつけても良かったのでは…?
ゴチャゴチャ語ってもしょうがないので、早速本題である元ネタ解説の方を…。
なお、ポロンの元ネタ解説に関してはできる限り元動画のリンクを貼っていくんで興味あったら見てみてください。
☆イントロ
①星の子ポロン45周年記念ロゴ
▲ロゴの素材あるので使いたい方はどうぞ(リンク先)
2019年は『星の子ポロン』放送45周年であると同時に、平成仮面ライダー20作品目である『仮面ライダージオウ』が放送されている最中…という事で「年」と「作品数」は全く異なる概念なんですが「平成仮面ライダー20作品記念ロゴ」をそのままパロりました。
ライダーの方は「平成」「since2000(平成ライダー第一作目「クウガ」放送開始年)」となってますが、ポロンは1974年からの放送(のはず)なので、それに合わせて文字やデザインも変更をしています。
円を形成する周囲の20個のオブジェクトは元ネタのライダーの方では20作の平成ライダーのキック足跡(?)になっていますが、ここではこの先の動画で出番がなさそうな『星の子ポロン』に登場する「食べ物」で統一してズラッと並べてみました。どれもまずそうな事で定評。
食べ物と登場するエピソード(時計回り)
1.硫酸銅ラーメン -「食堂は大騒ぎの巻」
2.キャンディダイナマイト -「ダイナマイトを食べたゴリラ君の巻」
3.トンカツ -「トンカツこわいの巻」
4.元ダイナマイト -「ダイナマイトを食べたゴリラ君の巻」
5.骨付き肉 -「大食いカバのマネをした熊さん虎さんの巻」
6.バナナ -「バイバイバナナの巻」
7.大きな貝 -「海底大冒険の巻」
8.豆腐氷塊 -「水まくなの巻」
9.害虫にかじられたリンゴ -「りんご園騒動の巻」
10.せっけん -「石けんサンドイッチの巻」
11.タヌキパン -「変なパンができたの巻」
12.アイスクリーム -「アイスクリームだ走れの巻」
13.釣られた魚 -「釣り場はテンヤワンヤの巻」
14.果物 -「大食いカバのマネをした熊さん虎さんの巻」
15.ぶちまけられたコップ -「モン太の道化大失敗の巻」
16.切り株になぜか挟まってたホットケーキ -「ホットケーキの焼き方にもの巻」
17.しいたけ -「帰ってきた金貨の袋」
18.未消化ゲロ(アイスクリーム) -「大食い競争の巻」
19.ベェン↑当箱 -「迷探偵の巻」
20.配達車に描かれてた牛乳瓶 -「ひとりで車が走り出すの巻」
食べ物じゃないのが混じっている…?た、食べ物です…。
②ポロン/時報映画社関連素材A
Q.時報映画社って?
A.『星の子ポロン』などを生み出した製作会社で、MADのタイトルにもなっている「ジホウ」は「ジオウ」とかけてここから来てます。
時報映画社とは (ジホウエイガシャとは) [単語記事] - ニコニコ大百科
▲左から順番に
1.とうヒョウ君 -特別番組『ニッポンアニメ100』マスコットキャラクター
▲『星の子ポロン』が38位にランクインしたNHKの日本アニメ生誕100周年を記念し行われた特別企画とその番組
2.カイカク君 -『星の子ポロン』が元ネタのテレビアニメ(?)
3.水汲み親子 -社団法人 公共広告機構のCM「アジアに井戸を贈る」に登場する親子
▲CMカットをミスったため、本編その9の最後にワンカットだけ登場
4.左右を確認するポロン -最終回「交通安全教室の巻」
▲ジオウOPの方の動きに合わせただけなので特に意味はないです
5.この生き物 -多分、ポロンの姉妹作『ガンとゴン』のガンMMDモデル生成過程で誕生した謎の存在
なんだこの生き物!?(驚愕) pic.twitter.com/jDegwEUk6l
— FAN TERIOR (@FAN_TERIOR_SPIN) 2018年5月16日
▲流行って欲しいので入れました(は?)
6.ゼンちゃんツーちゃん -時報映画社が『星の子ポロン』より前に生み出した幻のアニメ
▲大人の事情により映像の公開がされていないため、有志が再現した映像
7.劇画S●X秘聞 -時報映画社が製作したとされる唯一のアダルト映画
▲これいる?
8.シ●るオオカミ君シリーズ -頭の腐った作品ファン達による産物
▲説明を拒否します、大百科のリンク見て下さい
9.えいごのおねえさん/ぴょんた君 -「あいうえおアニメシリーズ」のコーナー「おねえさんとえいごのおべんきょう」より
▲「あいうえおアニメ」は『星の子ポロン』の作画スタッフが何人か関わったアニメ…という事でポロンコミュで関連生放送を不定期に実施しており、その中でも人気のキャラクターという事で選出
10連休.タヌキ校長 -子供用交通安全教育アニメ『サル太郎はとびださない!』より
▲その微妙な共通点から『星の子ポロン』のファン達が目をつけた結果なぜか流行ってしまったアニメ(※本家のタヌキ校長はヲタ芸しません)
ちなみにサル太郎は音声にいます(気づきましたか?)
11.チャキチャキベイビー -時報映画社の子会社「日本動画」が関わった疑惑のある作品
1973年1月号、3月号に掲載された田中けん一版「チャキチャキベイビー」。2月号のみ、池原成利先生(現:池原しげと)が描いているからかどことなく手塚漫画っぽい絵柄。"(つづく)"になってるけど続きは無く、打ち切りのような形に。 pic.twitter.com/dzCyTOW3y4
— TATU (@tatu_zihou) 2019年4月12日
▲『星の子ポロン』を制作したのが「日本動画」という子会社でこの作品にも会社名が載っているため関連があるのではないかと調査がされている…がまだ確証には至っていない
12.初代ガンプラのCM -時報映画社が制作したらしい
▲元時報映画社のスタッフの方へ行ったインタビューで確定
13.ペス -ナックアニメ『のら犬ペスの冒険』より
▲ナックアニメなので本来『星の子ポロン』とはあまり関係ないが、CVがポロンと同じ野沢雅子なのでMAD素材でたまに一緒に使われてしまうシュールアニメ
14.格の良い泉研 -キチアニメ『チャージマン研!』より
▲説明不要、超展開アニメとして名高いナックアニメで『星の子ポロン』ブームの発端
③ポロン/時報映画社関連素材B
1.ワトゥー -フランスの教育アニメ『スーパーバード星から来たワトゥー』より
▲教育アニメ、雰囲気、喋り方、BGMが『星の子ポロン』と同じといった共通点から一部で流行(ちなみにジオウOPの方ではこの位置は鳥繋がりでオーズになってるので意識してます)
2.ダイナマイトを投げる悪党コンビ/幻のアニメ『ガンとゴン』の解説ページ -『ガンとゴン』複数エピソード/徳間書店『TVアニメ25年史』より
▲映像が発掘されるまで唯一の資料であった『TVアニメ25年史』の解説ページ及び、『星の子ポロン』の姉妹作である『ガンとゴン』で人気のインデアン編に登場する悪党コンビをチョイス
3.氷を割るシロクマ君BB/エクステンドTV -『星の子ポロン』「アイスクリームだ走れの巻」/ゲーム『ザンキゼロ』より
▲MAD素材としても優秀なシロクマ君のBBが合作内で配布、ついでに『チャージマン研!』と『星の子ポロン(こじつけ)』とも関わりが深い『ザンキゼロ』の要素としてエクステンドTVのMMDアクセサリを拝借しました
4.走るガンガー -『アストロガンガー』より
▲元々チャー研MAD内で多用されていたナックアニメの素材だが、後述の「アストロガンガン」により『星の子ポロン』との繋がりができてしまったため急遽採用
5.花の信号機/青ペンキコンビ -『星の子ポロン』の記念すべき最初のエピソード「信号機が皆、青になっちゃった!の巻」より
▲全ての始まり…ですがこれ以降出番がないので、ここでチョイスしました
6.再現版ゼンちゃん(ver0.01) -有志のネタMADより
▲『ゼンちゃんツーちゃん』がまだ非常に視聴困難でキャラクター造形がハッキリしてなかった頃に記述を頼りに再現されたゼンちゃん(これも流行って欲しいから入れました)
……
おかし、ほとんどポロンと直接関係ねえじゃねえか!
というのもこれらのパートは本家のジオウだと歴代の平成ライダー達がライダーキックをかましてる場面。ポロンやこれらの関連作はほとんど昭和の作品ではありますが、一番脚光を浴びたのは平成になってからと言えます。
なので『星の子ポロン』の登場キャラクターやその製作会社による他の作品ではなく、平成に入ってからのブーム中に作品ファン間で人気になった別作品や派生作品などを中心に入れた感じです。
『星の子ポロン』のブームがなければ生まれなかったであろう某オオカミ君シリーズやカイカク君が一番わかりやすいでしょうか。
まぁ平成ライダーの枠に収まらない平成ライダーが出てくるジオウの夏映画を見た今ならこの構成も全然アリだったなと今では感じるけども…。
余談ですがこの辺のパート、あまりにも素材数やエフェクト多すぎてAviUtlが一番悲鳴をあげてた部分。メモリ不足でエラー落ちしまくるし本当に大変でした…。
④ポロンアーマー装着
▲映像制作会社である時報映画社と、ポロンの録画テープイメージでMMDアクセサリを拝借して飛ばしてみただけ
▲ちなみに『星の子ポロン』の大量録画&発掘があったKBS京都での再放送に合わせてちゃんとラベルとかも変えてあります
1988年ごろのKBS京都再放送を録画して所有。全話ではないですが、β-L750に3時間弱録画。 pic.twitter.com/JJtilh0rIG
— morikawa_SuperS (@morikawa_Supers) 2016年5月21日
☆Aメロ
ジオウは時計モチーフの仮面ライダーなので、元のジオウOPでは登場人物達が画面を時計のように回転させる演出が度々入ります。
ポロンでどうするか…と悩んだ末、ポロンに登場する動物達がよく高い所から落下する情景がこびりついて離れないので、画面回転をさせて動物達を落とす事にしました。
①ソウゴ
▲「ゴーゴーが好きの巻」より
②ゲイツ
▲「かさはめだつ色にしようの巻」より
▲ワンカットだけセル配置ミスでポロンの口がおかしい事になるアレを再現したつもりなのだがわかり辛い(わかり辛い)
③ツクヨミ
▲「バイバイバナナの巻」を手描き再現した合作から、スピード感あるので採用しました
④ポロン像 feat.歴代時報アニメ
1.変身ポーズを取るポロン像
星の子ポロンMMDモデルから拝借し頑張ってポーズを取らせようとしてみたのですが、MMDに不慣れという事もあり失敗。
なのでMMDモデルを制作したFAN TERIORさんご本人に依頼をしてポーズと石化までしていただきました、本当にありがとうございます!!!!
2.ぜんちゃんの交通日記
3.トンボになったヤっちゃん
4.ヤっちゃんと新入生
▲いずれも時報映画社が劇場上映用に製作した交通安全アニメより。
『Decuple Stars!!!!!!!!!!』のとあるパート制作時にharubiaさんに依頼をして描いていただいたイラストを使用させていただきました!誠に勝手ながらありがとうございます。
元の作品の視聴はできないからね…。
なお『星の子ポロン』を築き上げた先人のアニメ作品として石像にしました。
5.硫酸銅ラーメン
▲せっかく運んだのにー!(次のモン太のシーンも同じエピソード)
ジオウOPだとゲイツのマントが飛ぶシーンですが、食堂兎が転んだ事にしてラーメンを飛ばしました。
⑤♪加速して~
▲「スピードはほどほどにの巻」より、加速させました。
⑥オーマジオウ
▲幻の封印作品、特撮『サンダーマスク』より
本来ならポロンは関係ない作品なのですが、なんと有志の発掘したポスターにより時報映画社が配給をしていた事が最近判明してしまいました。はよ別途にまとめろよ
ジオウOPだとオーマジオウ(主人公の50年後の姿)の目が赤く光るシーンなので、早速採用して合わせてみました。
⑦ツクヨミとソウゴが振り返る所
▲OPで2回目の登場です。男女の位置が一緒なので…(こじつけ)
⑧振り返る黒ウォズ
▲「ショーウィンドウ騒動の巻」より大人気キャラ・いいんです代
回転!回るいいんです代GB #poron_sozai pic.twitter.com/szn1nIzLXc
— 音唆 つき (@Inmay_writer) 2017年2月3日
▲素材はこちらからお借りしました。何気に汎用性高いですねこの素材…。
ちなみに意外かと思われますが、いいんです代の出番はここだけ。
☆Bメロ
①タイムジャッカー
▲ポロンの姉妹作『ガンとゴン』エリア
▲(奥左)老インデアンのお墓
▲(手前左)ダウト
▲素材はこちらからお借りしました。
ラーラ(なんか飛んでるの)
▲ガンとゴンはここから(良い感じに動いてて素材もあったので)
▲右上のネズミ(後から急遽入れた)
『ガンとゴン』はポロンと同じように単独でなんか作品作れそうなぐらいの存在感あるよね。
が、以降の出番はないので全部ここに収めてみました。
良い感じにウール君の動きとシンクロできたので満足。
②水面反射シーン
▲「弾丸滑降の巻」よりヌヒィ
▲「いたずらネズミの巻」よりいたずらネズミ
▲「スカンクきらいの巻」より大仏様
ジオウ本編OPだとエピソードのプレイバックが映し出されるシーンです。
人気エピソード(キャラ?)にも関わらずこの先の出番がなさそうなのでここに入れた感じ。
ヌヒィはどっかで大きく取り扱いたかったですね…。
③逢魔の闘い
▲「イタズラはもうしませんの巻」よりアメリカンバレエ
▲「学芸会は楽しいの巻」より名監督のパンダ
『星の子ポロン』といえば避けて通らないのが上書きミスによる録画失敗(?)
というわけで、特に人気の高いアメリカンバレエを挿入しました。名監督はウォズの代理で適当に。
④⑤解き放たれる"アナザー"ポロンウォッチ
▲左から
1.ポロン -アニメ『おちゃめ神物語コロコロポロン』の主人公
2.不明 -子供向け教材アニメ『こうつうあんぜんってな~に?』の(多分)主人公
(https://t.co/Hdm3enkmXm)
— koichil (@koichil) March 10, 2017
例の偽ポロン(?)の声のシーンを直撮りしました。
該当部分の音量上げてます。
もし野沢雅子だとしたら同じ交通教育アニメだし、ポロンの血を受け継いでるのでは(こじつけ) pic.twitter.com/9iXyRS8MSB
3.チョビン -アニメ『星の子チョビン』の主人公
ジオウ本編OPだと歴代平成ライダーのライドウォッチがズラッと並ぶシーン…ですが、ここでは後の展開も併せMMDアクセサリ素材をお借りしアナザーポロンウォッチを制作、並べてみました。素材の改変が大変だった…。
アナザーウォッチとはジオウに登場するアナザーライダーという怪人(その名の通り、歴代ライダーと相反する要素を持っている)に変身する際に使われるアイテムです。
ここではポロンのアナザーな要素を持つタイトルが揃ってるというネタです。
▲『仮面ライダージオウ』より「仮面ライダー電王」と対になるアナザー電王
元ネタタイトルから察せるかもしれませんが、3つともよく『星の子ポロン』と勘違いされる作品。
幻のアニメの目撃証言を募る時にコロコロポロンやチョビンと高確率でごっちゃにされてる事があったり大変だな…というのを詰めてみました。
しかもチョビンは『星の子ポロン』と4日しか放送開始期間が違わないので、リアタイ勢からは一番ポロンと記憶がこんがらってる事が多いみたいですね…。
▲無理矢理石化から解き放たれる感じを再現しました
⑥魔王から逃げる民衆
▲「不思議な奇術師の巻」より
▲「狼ハンターの巻」より
▲「テレビがおかしいの巻」より偽とりっぴい
魔王とりっぴい(鳥類はポロン世界で最強)から逃げ惑う民衆(オオカミはポロン世界で虐げられる存在)をイメージして作りました。本当か?
⑦アナザーポロン
上述の三体が合体して誕生したアナザーポロンです。クソコラにも程があるだろ。
ちゃんとポロンの放送年である1974年に出現したので刻印があります。
(アナザーライダーも例えば2007年に放送された電王なら、アナザー電王には「2007」の刻印がある)
☆サビ
最後の最後まで平成ライダークソコラゾーン!!!
ここはジオウ本編OPをほぼガン無視して徹底的にポロン×平成ライダーネタを詰め込んだ感じ。
ここより前が時報映画関連のネタが多かったですが、ここからはライダーネタも入ってきます。一応年号が記されてる通り、平成ライダーの時系列に沿って進行。
切り抜き量があまりにも多く、動画が間に合いそうになかったので、結構な数の切り抜きをケフィアさんにも手伝ってもらってます。結局間に合わなくて1ヶ月後ろ倒しになったけど…本当申し訳ない…。
①『仮面ライダークウガ』 -2000年
▲クウガの変身者・五代雄介の得意とするサムズアップ(ナックアニメから素材借りた)+最終回イメージの青空
▲『仮面ライダークウガ』第49話より
パート唯一の綺麗な部分らしいです。
②『仮面ライダーアギト』 -2001年
▲水のエル(神から遣わされた怪人)、作品の謎のキーとなるあかつき号、覚醒したアギト
▲「船が沈没の巻」より沈没しかける船
▲「やき芋騒動の巻」より謎の仏像
アギトといえばあかつき号の事件、でやっぱこのチョイスしかないかなという感じで採用。
③『仮面ライダー龍騎』 -2002年
▲ミラーワールド経由で鏡に写される仮面ライダーリュウガ
▲「鏡のイタズラの巻」より
龍騎と言えばまぁそりゃ鏡だよな、ポロンの鏡要素ってこれしかないよな…。
多分スペース的に無理かもしれないけど、海外版龍騎の『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』もどこかに入れたかったですね。
④『仮面ライダー555』 -2003年
▲仮面ライダーカイザに轢き逃げされるウルフオルフェノク
▲「信号無視のオオカミ君の巻」より轢き逃げされるオオカミ君
薄汚いオオカミオルフェノクの再現です。これ以上は555の重大なネタバレになる。
⑤『仮面ライダー剣』 -2004年
▲カテゴリーエースを取ろうとする仮面ライダーギャレン
▲「インチキするなの巻」よりトランプのカードでインチキしようとするキツネ君
(;0M0)ニゴリーエースハオリノモノダー!!
⑥『仮面ライダー響鬼』 -2005年
▲左から音撃棒を振る特訓をする仮面ライダー響鬼と仮面ライダー威吹鬼
▲「盆踊りの巻」より盆踊りシーン
「なぜ威吹鬼が音撃棒を…?」とコメントで突っ込まれてますが基本的に響鬼に登場する鬼達は夏の魔化魍対策に専用の音撃棒をちゃんと持ってて、威吹鬼も「音撃棒・山背風」を持ってるので何の問題もないぞ!(青くしてるのもそういう事)
⑦『仮面ライダー THE FIRST』 -2005年
⑧『仮面ライダーカブト』 -2006年
⑨『仮面ライダー THE NEXT』 -2007年
▲左から仮面ライダー1号(ホッパー)、ワーム(サナギ体)、シザーズジャガー(怪人)
▲「人さらいの巻」よりバイクに乗るタヌキ仮面
▲「宇宙人のヘルメットの巻」より円盤から登場する侵略宇宙人
▲とうヒョウ君 -特別番組『ニッポンアニメ100』マスコットキャラクター
カブト枠は宇宙の怪人繋がりでポロン最終回を採用。
同時にカブトとも繋がりがあるようなないような微妙な感じの劇場作品「THE FIRST/NEXT」からそれぞれを象徴するキャラを入れてみた。
シザーズジャガーは虎繋がりで水上歩行器のトラ君にしようとも考えてたけど、コラのしやすさからイントロ部分に引き続きとうヒョウ君を採用。タヌキ仮面は言わずもがなです。
⑩『仮面ライダー電王』 -2007年
▲イマジンのウラタロス、モモタロス、キンタロス、リュウタロス
▲「忘れ物の巻」より電車
▲「釣り場はテンヤワンヤの巻」より釣りをするオオカミキツネ君
▲「学芸会は楽しいの巻」より桃太郎を演じるウサギ君
▲「いたずらクマ君の巻」よりミナーサン(クマ君)
▲「パンダ君変な自転車の巻」より恐竜自転車
電王要素である電車はこの回しかなかったので拝借。
「釣り」が得意なウラタロス以外は元ネタのモチーフに合わせた感じです。
⑪『仮面ライダーキバ』 -2008年
▲バイオリンを演奏する仮面ライダーキバ
▲「安眠妨害の巻」よりバイオリンを弾くシカ君
キバはバイオリンが主軸に置かれてる昼ドラなのでここしかないやろと合わせました。
⑫『仮面ライダーディケイド』 -2009年
⑬『仮面ライダーG』 -2009年
▲左から仮面ライダーディケイド、仮面ライダーG
ディケイド=カメラだな…と思ってポロンでそれっぽいシーン探そうとしたんですが見事になかったのでチャー研のバリカンで渋々代用したというクッソ情けないシーン!
一方G(知らない人は検索してね)は平成仮面ライダーシリーズの枠組みから外れた番組企画(SMAPの番組のコーナー用に作られた公式ライダー)という点と、KUZUワインの素材がちょうどよくあったため迷いなくチャー研にしました。これポロンMADだぞ!瞬瞬必生!
⑭『仮面ライダーW』 -2009年
▲左からクレイドール・ドーパント、仮面ライダーW ファングジョーカー
▲「迷探偵の巻」より尾行シーン
Wといえば探偵物、という事でポロンで探偵といえばこの回。
それぞれ変身者が姉弟(若菜とフィリップ)という設定の二人を適当に入れました。
⑮『仮面ライダーオーズ』 -2010年
オーズに登場するキヨちゃん人形、ポロンにそっくりですね。
もうライダーの変身者とかじゃないじゃん
⑯『仮面ライダーフォーゼ』 -2011年
⑰『仮面ライダーウィザード』 -2012年
▲背景は仮面ライダーフォーゼに出てくる仮面ライダー部の旗のつもり、前のは仮面ライダーウィザード
▲ロケットの胴体部分はここの「ロケットちゃん」から
▲ロケットの目の部分は「赤だぞ走れ!?の巻」より、サムネのポロンから
▲ウィザードは「不思議な奇術師の巻」より、奇術師のオオカミ
ここから元のOPだと3連続で回転が挟まるので無理矢理詰め込んでます。
フォーゼは頭部がロケットモチーフなので何かないか…と考えたが、ガンとゴンにはあるのでそこから再現。
眉毛なんだっけこれ…調べたらポロンのバンダナらしい。無理矢理すぎるだろ。
▲カルトアニメ部への入部お待ちしております。ロボコンみてえだな。
ウィザードはマジシャン繋がりで奇術師オオカミだが、よく考えたら別にウィザードはマジシャンじゃないんだよな…いやでもジオウのに出てくるアナザーウィザードはマジシャンだし大丈夫やろ(適当)
⑱『仮面ライダー鎧武』 -2013年
⑲『仮面ライダードライブ』 -2014年
▲左から仮面ライダードライブ、仮面ライダー鎧武
▲「免許とりたての巻」より、サムネのシーン
▲映画「MOVIE大戦フルスロットル」より
これがやりたかっただけです、はい。
⑳『仮面ライダーゴースト』 -2015年
㉑『仮面ライダーアマゾンズ』 -2016年
▲左から仮面ライダーゴースト、仮面ライダーアマゾンアルファ、仮面ライダーアマゾンオメガ
▲「ゆうれい騒動の巻」よりウサギ君
▲「ブー吉宙づりの巻」よりオオカミ
▲「トンカツこわいの巻」よりブタ君
ゴーストは幽霊繋がりで関連するエピソードを。雪女の回もあるのでどっちにするか迷った。
アマゾンズは食肉描写(?)が非常に多い作品なので、ポロン界で食肉と縁がやたらあるオオカミとブタ君を採用しました。
▲背景の元ネタはエイプリルフール企画
㉒『仮面ライダーエグゼイド』 -2016年
▲左から仮面ライダースナイプ、仮面ライダーゲンム ゴッドマキシマムゲーマー レベルビリオン
↑こちらが元ネタなので急遽紹介
▲お借りしました
走るゴッドマキシマムゲーマーBBの存在を知ってからずっとやりたかった組み合わせ。
ここ作るだけで無駄に時間かかりました…。
組み合わせの元ネタ自体はエグゼイドのVシネマ『仮面ライダーゲンムVS仮面ライダーレーザー』なんですが…投稿後に気づいた…これレーザーじゃなくてスナイプや…。俄を晒してしまった!
まぁスナイプもゲンムと戦ってた気がするし許してください。
㉓『仮面ライダービルド』 -2017年
▲仮面ライダービルド ラビットラビットフォーム
▲「透明人間の巻」よりウサギ君
ウサギと発明家という組み合わせ、あまりにもピンポイントすぎるけどポロン本編にちゃんといるという…。ベストマッチなのか?
というわけでフルボトルも混ぜた感じ。
㉔『仮面ライダーシノビ』 -2022年
㉕『仮面ライダークイズ』 -2040年
㉖『仮面ライダーキカイ』 -2021年
▲時計回りに「仮面ライダーシノビ」「仮面ライダークイズ」「仮面ライダーキカイ」
▲「エスカレーター騒動の巻」よりコロ助
▲「いたずらガエルの巻」よりカエル
▲「部屋はメチャクチャの巻」よりブタ兄
▲「発明失敗の巻」より肩たたきロボット
『仮面ライダージオウ』に登場するミライダー(未来の仮面ライダー)のパートです。
ツクヨミが消えるタイムジャッカーに囲まれながら階段を降りるシーンなので、エスカレーターのコロ助を採用。
他は適当にモチーフ合わせのクソコラ。
シノビ→忍者といえばカエル
キカイ→ロボット繋がり
クイズ→わかり辛いですが、クエスチョンマーク繋がり(画像参照)
無理矢理すぎるだろ!
㉗適当ダンスゾーン
ネタが切れたので適当に踊らせました(えー
㉘『仮面ライダーギンガ』 -????年
ジオウに出てきたCV杉田です。結局なんだったんだコイツ。
宇宙人繋がりで、ポロンの宇宙人エピソードに登場する帽子をかぶせた。
▲「宇宙人のヘルメットの巻」よりヘルメット
ギンガの3つの紋章っぽいのも関連素材入れてるんですけど、この辺は1個ずつ解説すると長くなりそう(既に長いだろ!)なので割愛します。
㉙ラッシュゾーン
入れきれなかった関連素材(作品)を一瞬だけでも…と。コマ送りしないとわからないと思う。
1.アー(字幕) -「あいうえおアニメシリーズ」の「たからじま」より
▲これです
2.クレーマー豚(糞客) -漫画『あんアンドロどろ』より
コミックス第2巻収録。商業ベースで紙媒体の存在する漫画では初の『星の子ポロン』パロディを使った作品。
元ネタ解説はこちら。
3.ロゴ -アニメ『動物村ものがたり』より「やすり橋」
『星の子ポロン』と並んで不気味な動物アニメとして話題になってた作品。デフォルトでBBみたいだから、切り抜きが楽だったなこれ…。
4.ゼスト氏の弟のオリキャラ
ここでは説明しないし、そもそもできないので、ニコニコ静画の説明文見て下さい(投げ)
『星の子ポロン』が発掘されてなければ、彼の人生も狂う事はなかったのかな…。
5.アニソンアカデミー(の改変ロゴ) -ラジオ番組『アニソンアカデミー』より
番組内であの中川翔子が『星の子ポロン』を熱く語ってた記念に入れたんですが、なんかケフィアさんからロゴいただけたので急遽使用しました。サンキューケッフィ。
6.ライオン君 -手描きアニメ『平成版星の子ポロン』より
ファンメイドの星の子ポロン二次創作に登場するキャラは絶対どこかに入れたかったので、ここに無理矢理ぶちこんでみたぞ!一瞬でごめん。
☆ラスト
①逢魔降臨暦を携えるワンチェン(犬ウォズ)
▲「美容コンクールの巻」よりワンチェン
▲『仮面ライダージオウ』よりウォズ
似てるのでやりたかっただけです。
手描きコラは、ポロン合作でもお世話になった娯全さんに協力していただきました!!!めっちゃコラのクオリティ高くて、俺の想像した物がまさにそのままお出しされたので満足です!
②サブタイトルラッシュ
元のOPだと、歴代平成ライダーの番組ロゴが次々と流れる場面ですね。ここは順当にポロンのサブタイトルを入れた感じです。
エピソードチョイスは、記念すべき原点の「信号機が皆、青になっちゃった!の巻」以外は、動画で使用場面のなかったエピソードから人気の物を中心に使ってみた(申し訳程度じゃねえか)
ちなみに『星の子ポロン』のサブタイトルは背景が一色なので、そのままクロマキーで抜いても素材として扱えました。みんなも参考に使ってみよう!
1.強情もほどほどにの巻
2.砂と災難の巻
3.明日はお天気の巻
4.あぶない遊びの巻
5.ずるい野球の巻
6.アトリエの乱入者の巻
7.うるさいラジオの巻
8.ホットケーキの焼き方にもの巻
9.ボールのお世話の巻
10.狂ったメリー・ゴーランドの巻
11.信号機が皆、青になっちゃった!の巻
③ロゴ締め
このロゴもケフィアさんに作っていただきました。本当頭が上がらないぞ!ホとウをくっつけるテクニックがすごい。
なっげえ!!!!(※これでも省いてるネタもある)
というわけで解説はやっと終わりです…疲れた…本当に長い…。こんなネタ詰め込むんじゃなかった…。
それ程までに、自分のポロン愛とライダー愛を表現した作品だと自負してるので、大目に見て下さい…。
とにかく作ってて楽しいMADではありました。大学も卒業して、就活も失敗し、良い事もなくただひたすら忙しい最近。MADを作るモチベも時間も取れなくなってきてるけど、今後も何かあれば同じようにMADを作っていきたいですね(適当締め)
正直、MADを作ってる間はモチベがすごいのであまり苦痛ではないんだけど、この解説記事はとにかく辛かった。
今回の動画を制作するにあたり、ケフィアさんと娯全さんには本当お世話になりました。改めて感謝を申し上げます。
星の子ポロンを発掘しよう17 ~解明!パサデパートの真実、ポロンの製作期間も?~
Q.まず『星の子ポロン』とは?
A.ザックリ言うとこういう超展開のカルトアニメとよく言われてるらしい作品です。
(大百科記事リンク)
▲ケフィアさんに新たに作っていただきました
NHK主催「ベストアニメ100」にて38位になった幻の謎アニメ『星の子ポロン』の目撃情報などを募集中です。一部で大変熱い盛り上がりの作品ですが、権利者も不明で全260話あるらしいのに一部しか見つかっていません…!https://t.co/rOx2ogwFbi [まとめWiki] pic.twitter.com/ro7PBxWsNy
— koichil (@koichil) 2017年5月3日
▲人気エピソード集めた動画
未解明の情報があまりにも膨大なため、『星の子ポロン』が好きな一部ファンによって盛んに研究活動や関連放送が行われています。
どうも、本当に本当にお久しぶりのポロマガです。前回から一年以上経ってますね…。
あまり時間取れないので本当に取り急ぎでまとめます。いつもより内容薄くなりますがご容赦を。
まず、皆さんは「パサ」をご存知でしょうか?そう、『星の子ポロン』に登場する「パサ」です。
星の子ポロン屈指の人気キャラである"コロ助"と"いいんです代"が登場する「エスカレーター騒動の巻」では…
物語の舞台として「パサデパート」が登場します。
OKA(オオカミに厳しいアニメ)として知られるポロンの代表エピソード「信号無視のオオカミ君の巻」では…
「パサ」というビルも登場します。
『星の子ポロン』の舞台に登場する数少ない固有名詞として「パサ」はファンの間で長らくその正体について考察がされていました(そんなにされてねえだろ)
パサデパートのパサは時報映画社的になにか大切な名前だった!?
— 音唆 つき (@Inmay_writer) May 27, 2017
そして来たる2019年10月15日、突如としてその正体が解明したのです。
きっかけはアニメデータ研究のパイオニア、そして『星の子ポロン』の数少ないデータを掲載した徳間書店「TVアニメ25年史」にも携わったデータ原口さんのツイート。
数日前、とある取材で、まったく予期せぬ形で『星の子ポロン』の撮影を手がけた「スタジオ・パサ」の存在を知った。これ、既に研究者には知られている事実なのかな? 1973年の年末から翌年3月くらいまでに集中的に撮影が行われたらしい。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
なんと、長年謎とされていた「パサ」の正体がここにきて判明してしまったのである。後から知ったがどうやら当時の撮影スタッフの関係者(?)経由のようである。
突然すぎてマジでびっくりした。仕事中だったので手が付かず…。
な、なんと…!?全くの初耳です!
— koichil (@koichil) October 15, 2019
星の子ポロンの作中にも「パサデパート」という架空の建物が登場しますが、撮影スタジオが元ネタだった事に…。 pic.twitter.com/gWsVX4nEsP
急いで反応をしたところ、データ原口さんがさらに情報を提供してくださったので、他の重要そうなツイートと共に引用させていただく。
スタジオ・パサの主宰は桑島さんだと言うので、「それはクワシマトウキさんですか?」と教えてくれた人に尋ねたのだが、下の名前は記憶にないとのこと。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
1973年の秋、『アストロガンガー』の撮影を終えたナック撮影部のスタッフが数人、同社を離れてそれぞれ生活のために幾つかのスタジオに散って、仕事を受けたらしい。その一つが『星の子ポロン』。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
おお!そんな所に痕跡が……。スタジオ・パサは桑島さんのご自宅で、普通の民家の中にカメラを設置していたらしく、夜になると非常に寒かった、ということからも冬場で間違いないかと。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
ついでに、細かいながらも傍証となるかも知れない情報。その離脱したナック撮影スタッフたちは、散り散りになる直前、短期間だけグループを結成して撮影の下請けをしていたらしい。その名前がモビッシュ・ハウス。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
実は『新造人間キャシャーン』の11話「悪魔の巨像」(1973年12月11日放映)に「撮影」としてクレジットされている。私が知り得ている表示例は、今のところこれ一ヵ所のみ。#星の子ポロン
— データ原口 (@dataharamasa) October 15, 2019
— TATU (@tatu_zihou) October 15, 2019
これが本当であれば、まとめると以下の通り。
・『星の子ポロン』の撮影を担当したのは桑島氏の「スタジオ・パサ」というスタジオ。
(同作のキャラクターデザインを担当した桑島東輝氏と同一人物かは不明だが可能性は高い)
・『星の子ポロン』の撮影は1973年の年末(12月?)から1974年の3月頃までの冬場にかけて集中的に行われていた。
(=作画も同時に行われていたと仮定すれば同作は僅か4ヶ月間で一気に全260話が制作され、その1ヶ月後の1974年4月1日から放送開始をしたと考察もできる)
・『アストロガンガー』に参加したナック(現・ICHI)の撮影部スタッフは「モビッシュ・ハウス」を結成していた。
・ナックの撮影部スタッフはナックから離れた後に「スタジオ・パサ」に移動し『星の子ポロン』の撮影として関わる。
(キャシャーンとポロンの撮影とで時期がかぶっているため「モビッシュ・ハウス」と同一かは不明)
上手くまとまってるか分からないけどこんな感じ…? pic.twitter.com/S2Fuwn5KeH
— TATU (@tatu_zihou) October 15, 2019
ちなみに『星の子ポロン』の作画には「スタジオマンモス」が関わっている事も以前の調査で判明している。
(参考リンク)
この時の調査では桑島氏は「桑島プロ」というスタジオを創立していた事が判明したが、果たして「スタジオ・パサ」との関連性は…?非常に気になる所。
そして個人的に注目したいのは『星の子ポロン』の製作期間が推測とはいえ判明した事。
約4ヶ月…4ヶ月だ。
時期的に冬場のエピソードがやたら多いのも、あんなに低カロリー作画で無茶苦茶なストーリー展開なのもこれで合点が行ってしまう。
そりゃ、4ヶ月で全260話を作ろうとしたらああなってしまうだろう…。
地味に同作が他アニメのように放送と同時並行で制作を進める形式ではなかった(=番組販売式)という裏付けにもなっている上に放送開始日と近い事から信憑性は非常に高いであろう。
もう一つ気になるのは桑島氏が作画としてのアニメーター業と同時に撮影もしていたのか?という点だ。聞く所によればあまり見ないケースらしい。
今回は簡易的ながらも以上となる。
いやまさか、「パサデパート」の正体が判明したり、『アストロガンガー』と『星の子ポロン』にこんな繋がりがあるとは思いもしなかった。
つまり、『星の子ポロン』には『アストロガンガー』の血が流れている事にもなり「アストロガンガン」という両作を掛け合わせたMAD作品の誕生も巡り合う運命だったのかもしれない。笑いが止まらない。
▲赤い糸で繋がっていた…!?
今回の貴重な情報を提供してくださったデータ原口さんと取材の関係者の方には多大な感謝を述べる。本当にありがとうございます!おかげ様でまた謎がいくつか解決しました!!
もし新情報があった場合は、追記いたします。
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